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デザイン制作の費用相場

この記事では「デザイン制作の費用相場」を分かりやすく解説いたします。
「どのくらいの費用感か分からない」「値段・相場を知りたい」という方におすすめです。

依頼にかかる費用概要について

デザイン制作カテゴリはそもそも幅が広いので、依頼したいものによって依頼〜納品までの流れ、
費用がかかるポイントも大きく変わってきます。
そもそも印刷をするのかによって大きく違いがあるのでデザイン制作の種別を大きく2つに分ける
と以下の分類になります。
  1. 印刷を伴う紙媒体向けデザイン
    1. パンフレット・ポスター・カタログ・チラシ・フライヤーなど
  1. 印刷を伴わないウェブ媒体向けデザイン
    1. ロゴ・バナー・キャラクターなど

 1. 紙媒体向けデザイン

チラシ・パンフレット・カタログ作成などは制作スタッフ(ディレクター、デザイナー、イラスト
レーターなど)の人件費が主になります。
企画・デザインといった工程ごとの費用は人件費の部分なので、例えばチラシを依頼する予定がパ
ンフレットに変わっても費用の変化はさほど大きくありません。
紙媒体について言えば、ページ数が増えると制作費が大きく変動するのと、印刷まで依頼する場合
はページ数・紙の大きさ・紙質によっても印刷費用に大きな差が出ます。
また、写真の撮影が必要な場合などはその分の追加費用がかかりうるので注意が必要です。

 2. ウェブ媒体向けデザイン

ウェブ媒体向けのデザインの場合は、印刷費用が含まれませんが、
「作業する内容」= スキル・人件費
によって変わってきます。
5つに分類すると「作業量」「付加価値量」「支出経費」「質的指数」「量的指数」に振り分けられるようです。
上記の組み合わせ・掛け合わせでウェブデザインは構成されています。
求めるレベルのものを作るにはどれくらいかかるのか、
例えば出張したり素材を集めたり、修正をしたりは追加オプションとしてどれくらいかかるのか、
ご依頼前にしっかりと確認をするように心掛けましょう。
 

デザイン制作を依頼する際の費用相場

デザイン制作の平均費用と料金相場ですが、制作するものによって大きく異なります。
ここでは紙媒体・ウェブ媒体2つずつ、代表的なデザイン制作を取り上げて
順番に、費用の算出方法を見ていきましょう。
<デザイン費用の算出方法 代表例>
  1. カタログ制作
  1. チラシ・フライヤー制作
  1. ロゴデザイン制作
  1. バナー制作

1.カタログ制作

 (1)カタログ制作の費用算出方法

チラシやパンフレットなど含め、紙媒体の算出方法は基本的に同じ仕組みです。
カタログ作成の費用の大半を占めるのは
制作スタッフ(ディレクター、デザイナー、イラストレーターなど)の人件費です。
企画、デザインといった工程ごとの費用はどの媒体も基本的にあまり変わりません。
その上で費用がかかる要因は「ページ数」です。
カタログはページ数が増えるため、トータルの制作費は高くなります。
同様の理由から印刷費も増え、製本が必要になることも多いです。
加えて、撮影に追加費用がかかることも珍しくありません。
実際にいくつかのデザイン会社のwebサイトを見てみると、
A4サイズ・8ページ前後のカタログで35万円前後の料金を設定しているところが多くあります。

(2)費目別のカタログ制作の費用の相場

具体的な項目別の費用相場を見てみます。

 企画・プランニング費

カタログを作るには、まず全体の構成を決める必要があります。
・掲載する商材・価格帯 ・コンセプト ・ターゲット層
など情報を整理し、企画していくための費用です。
カタログの企画・プランニングはディレクターやアートディレクターが担当します。
そのため、その人件費がベースとなり、一般的には7万円から15万円前後を平均となりますが、
全30ページを超えるような本格的なカタログになるとさらに費用が高くなることもあり得ます。
完成度に大きく関わる工程なので、取材・打ち合わせ・インタビューは真摯に対応しましょう。

 デザイン費

全体の構成に沿ってページをデザインしていくための費用です。
・ブランドロゴやイメージ画像を組み合わせてデザインする表紙
・その他ページ(個別の商品紹介ページなど)
では工数の違いから料金が異なることが一般的です。
相場は、
表紙のデザイン費…4万円から6万円前後
その他のページ…1ページあたり2万円から3万円前後
レイアウトのテンプレートを使う会社の場合は単価を抑えられるところもあるようです。

 原稿制作費

キャッチコピー・商品説明の制作に関する費用です。
相場は、1ページあたり2万円から4万円前後です。
・デザイナーがデザインとまとめて担当する
・社外のライター・コピーライターに委託する
など対応方法は会社によって異なりますが、
どちらの場合も、原稿のベースは、発注者側が用意する商品情報です。
商品名、品番、価格、サイズなど、
データ提供前に誤字や数字の間違いがないかチェックすることが大切です。

 印刷・加工費

完成したデザインデータを印刷する際にかかる費用です。
印刷だけで済むチラシ等と比べた時、冊子の場合は、
中綴じの加工費用も含まれるため、1部あたりのコストはやや高くなります。
一般的な相場としては、
100部~1,000部程度までの印刷・加工で1部あたり15円から40円前後。
印刷は専用の印刷機でまとめて行うので、
5,000部、1万部といった大ロットになると1部あたりの単価は下がります。
見落としがちな費用>
カタログで発生しやすいのが、「撮影」です。
上記に加え、撮影を依頼すると追加費用がかかります。
一般的には半日~1日の撮影で3万円から8万円前後が相場。
食料品などを掲載するカタログの場合、キッチンスタジオを使うことも多く、
利用料が高額になることがあるので、あらかじめ余裕を持って予算を確保しておきましょう。

 3.ページ数別に見るカタログ制作の費用の相場

続けてページ数別のカタログ制作費用の相場をご紹介します。
A4サイズ・8ページのカタログ
凝ったデザイン・特殊な印刷でなければ、カタログの制作費はページ数によって決まります。
A4サイズ・フルカラー・全8ページの簡易なカタログを発注する場合、
費用の相場は印刷・加工費を含めて35万円から65万円前後。
原稿作成などを発注者側で行えばさらに費用を抑えることも可能です。
A4サイズ・20ページのカタログ
A4・フルカラー・全20ページのカタログをつくる場合、
費用の相場はトータル100万円から180万円前後です。
一気に高くなった印象ですが、なぜでしょうか?
ページ数が多くなると
・制作素材(商品画像、テキストなど)が増える
・確認・修正依頼が増える
ので、作業工数が多くなるのです。
また、発注者とデザイン会社で共同作業的に進めていく部分も多くなります。
商品名や価格などをはじめ、細かなミスが発覚すれば制作は滞ってしまいます。
商品データのチェックや素材の受け渡しは慎重に行いましょう。
 

2. チラシ・フライヤー制作

 1. チラシ・フライヤーのデザイン費用算出方法

チラシもカタログ同様、主な費用はデザインや原稿制作にかかる人件費で、仕組みも同様です。
ただし、一般的なチラシ・フライヤーやリーフレットの場合、
A4、B5といった比較的小さなサイズに収まることが多いため、費用が安めです。
片面フルカラーで4万円前後から依頼ができることが多く、中には1万円台のところもあります。

 2. 費目別に見るチラシデザインの費用の相場

続いて費目別の費用の相場を見てみましょう。

 デザイン費

カタログ制作と同様、打ち合わせをし、素材をもとに、デザインを作る費用です。
デザインにはPhotoshopやIllustratorといった画像編集ソフトを使うのが一般的なのですが、
コストを抑えるために無料のチラシ制作ツールを導入しているところもあります。
A4、B5といった一般的なサイズのチラシ・のデザイン費は平均3万円から5万円前後。
個人経営の制作会社では1万5,000円前後依頼可能なところもあります。
尚、B3などの大型サイズになると高額になり、8万円前後になってくることが多々あります。

 原稿制作費

キャッチコピーや商品説明文といった原稿の作成にかかる費用ですが、
A4・B5サイズのチラシの場合、2万円から4万円前後が相場です。

 印刷費

チラシ・フライヤーやリーフレットの場合、光沢などの特殊印刷を行うことはほぼありません。
そのため、印刷する際にかかる費用については、他の販促物と比べても安くなります。
A4サイズのチラシを100部~300部程度印刷する場合…1部あたり5円から15円前後
他の印刷物同様、ロット数が大きくなれば単価が下がることが多いです。
見落としがちな費用にも注意>
上記のほか、制作の進め方によっては以下の費用が発生します。
撮影費
掲載写真を撮影する場合にかかる費用です。
相場は半日から1日の撮影で3万円から8万円前後。
1枚のチラシであっても、人件費の部分なので他のデザインと大差ありません。
また、撮影に関わるスタッフの交通費、スタジオ代なども発注者側の負担になります。
修正費
多くは、デザイン費の範囲内で2~3回程度の修正に対応してくれますが、
取り決めた回数以上の修正がある場合は別途修正費が発生すします。
デザイン費の20%から40%前後が相場です。
素材費
撮影をせず写真・イラストの画像素材を利用する際も追加費用がかかります。
商用の写真素材を1点あたり1,000円前後からダウンロード可能なGetty Imagesなど、
有料で使用できる素材を利用するときは費用を考えましょう。
また、用途に制限がある素材もあるため、事前にきちんと確認しておきましょう。
サイズ別のチラシデザインの費用の相場>
チラシはサイズ・フルカラーかどうか・両面か片面かによって金額に差が出ます。 A4(片面フルカラー)のチラシを100部制作する場合…4万円から12万円前後 B3(両面フルカラー)のチラシを100部制作する場合、15万円から25万円前後
 

3. ロゴデザイン制作

 1.ロゴデザイン費用の算出方法

ここからは印刷を伴わないデザイン、ウェブデザイン・グラフィックデザインの制作について、
実際「人件費」と呼んでいるデザインの費用がどのように算出されているのかを見てみましょう。
ロゴデザインの費用の算出方法を確認していきましょう。
 
日本グラフィックデザイナー協会*が定めた「制作料金概念規定」によると、
デザイン料金は5つの基準で構成されているようです。
<デザイン制作費用算出の基準>
・作業量 ・付加価値量 ・支出経費 ・質的指数 ・量的指数
この5つを順番に見ていきましょう。

・作業量

デザイナー・その制作に関わる人々がどれほど作業したのかという項目です。
作業の中にも
クリエイティビティを求められる作業/クリエイティビティを求められない作業
があり、クリエイティビティを求められるものの方が費用が高くなります。
ロゴデザインの場合、
デザインのみならず戦略立案から総合的に任せる場合には費用が高くなります。
一方でテンプレートを活用してデザインする場合には、費用は抑えられることになります。

・付加価値量

付加価値量とは、デザインするものがどれほどの役割を担うのかを示すものです。
例えば、
・イベントの時にしか配られないパンフレット
・パンフレットのみならずホームページや名刺、広告などの至るところで利用されるロゴ
両者を比べた時には、ロゴの方が役割が広く、付加価値量が高いと判断されます。

・支出経費

クライアント・取材先へ行く際の交通費、その他ソフト利用費やフォント使用料などです。

質的指数

質的指数とは、そのデザイナー・クリエイターが持つスキルや経験、知名度を指します。
経験・スキル・受賞歴などでデザイン費用が変わるということになります。

量的指数

クリエイターのスキルや知名度などを抜いた付加価値支配要因を集約すべき指数です。
具体的には、その制作物の使用媒体や数量など量的なものを示します。
 
これら5つの要素からデザイン費用が割り出されることになるのですが、
どの会社の誰に依頼するのかによってデザイン費用は大きく左右されることになります。
同じ「ロゴ1つ制作して欲しい」という依頼でも、
1万円で作るサービスもあれば、30万円かかるサービスもある、ということです。
*日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA):制作料金概念規定 出典 https://archive.jagda.or.jp/designfee/cf_fee_reg.html

 2. 費目別にみるロゴデザインの費用相場

 ディレクション費

「どういったロゴにするのか」企画立案を行う工程です。
ロゴデザインの場合にはデザイン費に含まれていることが多くなります。
別途必要となる場合には1~5万円が相場。尚、10万円以上の場合も少なくありません。

 デザイン費

「ロゴデザインの費用の算出方法」の通り、
どの会社(デザイナー)に何をどこまで依頼するのかで大きく変動します。
中央値は3~10万円程度。
尚、ブランディングに関するコンサルティングから依頼すると10万円以上はかかります。
トータルブランディングを依頼するなら7桁以上になってくることもめずらしくありません。
対照的に、テンプレートを用いる場合、3万円以下で制作できることもあります。
また、無料で使えるオンラインロゴジェネレーターサービスで自作する方法もあり、
どういうロゴにしようかイメージを掴みたい場合にはいいかもしれません。
※会社やサービスのロゴにはおすすめできません。
デザイン案の点数にもよって費用が変わりますし、
中には3案程提案し、その中から気に入ったものを購入(気に入らない時は無料)というものから、
1案ごとに費用がかかるものまであります。
<ロゴ制作の種類>
ロゴにはロゴタイプ・ロゴマークの2つが存在します。
ロゴマーク:社名やブランド名、サービス名の一部や内容を展開しデザインされたマーク。
Appleのリンゴマークや、マクドナルドのMマークなどがわかりやすいかもしれません。
ロゴタイプ:ブランド名サービス名、商品名、社名などをデザインした文字。
名称をブランド化し、消費者に覚えてもらう役割を担っています。
ロゴデザイン:ロゴタイプ・ロゴマークの2つを合わせたもの。
adidasというロゴタイプの上にadidasのロゴマークがあるようなものです。
「ロゴタイプのみの場合◯円、ロゴマークのみの場合◯円、両方の場合◯円」
「ロゴデザインは◯円~」
など各社基準・料金の線引きは異なります。
ちなみに、一般的には上記違いがわからないことが多く、
「ロゴデザイン」と言ってロゴタイプ・ロゴマークを依頼されることもあり、
会社側も料金プランにおいて区別を付けていない場合もあります。

 修正費

出来上がったロゴに満足できない場合は修正が必要となります。
3回ほどまでの修正であれば追加費用なしで対応可能という会社も多いですが、
別途請求される場合にはデザイン費用の10%~が相場です。
ロゴデザインの場合は、いくつかのプランが前もって用意されていることが多く、
プランのグレードを上げれば修正できる回数も増える、という会社も多数あります。

 商標登録費用

弁理士と提携し、制作したロゴの商標登録まで代行してくれる会社もあります。
商標登録を代行して欲しい場合は、事前に確認して依頼先を選びましょう。
<ロゴの商標登録までの流れ・費用>
商標登録には、まず特許庁に支払う出願費用(出願時特許庁印紙代)が必要となります。
出願費用は、1区分で最低1万2,000円。
区分が増えるとさらに費用が加算されます。
この出願料は、権利が認められなかった場合でも返金されません。
出願したのに受理されないというミスを防ぐために、弁理士が念入りにチェックを行います。
特許庁で許可が出た場合、登録日から30日以内に特許庁に登録料を支払います。
登録料は10年分で2万8,200円×区分数、
5年ごとの分割納付の場合は、5年分で1万6,400円×区分数です。
特許事務所に商標登録代行を依頼した場合、~15万円(1区分)程度が相場です。
デザイン会社に依頼する場合も10~15万円ほどの料金になることが多いでしょう。
尚、登録代行までは行わず、似たような商標がないかチェックしてくれる会社もありますし、
「Cotobox」のような商標登録オンラインサービスがもあるので、参考にしてみてください。
Cotobox 出典https://cotobox.com/
商標制度の概要 | 経済産業省 特許庁 出典https://www.jpo.go.jp/system/trademark/gaiyo/seidogaiyo/chizai08.html

 見落としがちな費用

もしCI*・VI**の戦略立案から依頼するならマニュアル作成まで依頼できる会社を選びましょう。
ロゴデザイン後、ロゴに使われる色・比率・背景の色などを厳格に決めなければなりません。
そうでなければCI・VIとは言えないからです。
また、使われる場所はどこなのかの制限も設ける必要があります。
会社の名刺、会社案内、ホームページ、製品パンフレットなど、使用範囲を明文化するのが、
CIやVIのマニュアルです。
例えば、青色のロゴマークを勝手に赤色に変えたら、ブランドイメージが崩れますし、
青色の色味を変えて、薄くしてしまったりしただけでも違和感を感じることと思います。
マニュアルが存在し、色や比率、使用方法のルールが決まっていれば、
ユーザーは「あのシチュエーションでよく見かけるあのロゴ」という意識が高まり、
ブランディング効果が増すのです。
CI・VIのマニュアル作成には、10~15万程度かかる会社が多いのですが、
作成料金がきちんと明記されていない会社もあります。
依頼時に、マニュアル作成可能か、費用はいくらかきちんと確認しておきましょう。
<用語解説>
*CI: Corporate Identity(コーポレート・アイデンティティ)
**VI: Visual Identity(ビジュアル・アイデンティティ)
企業戦略の1つとして、企業のアイデンティティを社会へ共有し、ブランドイメージを持ってもらう、社内外でアイデンディティが統一されるよう取り組む戦略があり、CIと呼ばれています。
そのCIの中にいくつかの方法があるのですが、視覚的な戦略がVIです。
中でもロゴ・シンボルマークにより効果的イメージを広める戦略は多く取られています。
ロゴデザイン後、印象調査を行ってくれるデザイン会社もあります。
費用は7~10万円程度になりますが、CI・VIには重要で、
どのような印象を与えるのかという検証まで行いたい方にはおすすめです。
日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA):制作料金概念規定 出典 https://archive.jagda.or.jp/designfee/cf_fee_reg.html
 

4. バナー制作

 1. バナー制作の費用算出方法

バナー制作の算出方法も、基本的にはロゴの算出方法と同様です。
バナー制作の場合、「付加価値量」の判定・「質的指数」の変動が大きいかもしれません。

 クリエイティブであればあるほど費用は高くなる

「付加価値量」「質的指数」などと言われると少し分かりづらいかもしれませんが、
要するに制作するバナーがクリエイティブであればあるほど費用は高くなるということです。
例えば
・無地の赤い背景に「ダイエット食品 ◯◯ 新発売!」とだけ書かれているバナー
・モデルが製品を食べる写真に「食べながら痩せられる◯◯新発売!」とコピーを入れたバナー
後者のほうが費用が高くなります。
また、ホームページ上のバナーとWeb広告バナーでは、後者の方が高くなるのです。
バナー制作の費用は、要望に大きく左右されると言ってもいいかもしれません。

 2. 費目別に見るバナー制作の費用の相場

続いて、費目別にバナー制作の費用の相場を見てみましょう。

 ディレクション費

バナー制作においてディレクション費が別途取られるデザイン会社は少なくなります。
発生する場合には制作費の10~20%程度が相場です

 デザイン費

サイズによって費用は変動しますが、おおむね4,000~1万円程度になります。
リーズナブルな会社・小さなバナーであれば1,000円以下で作れるところも。
写真などを使用せず、テキストのみで表現するデザインの場合は安く、
写真や凝ったテクスチャを使用する場合には高くなります。
また、月額1万円などの定額制サービスを提供しているところもあるようです。
尚、動くバナー、GIFバナーは静止画の場合にかかる費用の倍くらいになります。
GIFより動きを出すことのできるFlashの場合はもっと高く、1つで2万円~が目安となります。

 素材費

有料素材を利用した場合、発注者側で自己負担という場合も少なくありません。
1点あたり高くて300円程度と考えておきましょう。

 撮影費

バナーに載せる商品写真の撮影を依頼する場合には、別途撮影費用がかかります。
※商品撮影に対応している会社とそうでない会社があるので事前に確認しましょう。
撮影にかかる費用は、商品1点につき2~3カットの撮影で2,000~3,000円程度。
カット数ではなく時間制の場合も多く、その場合は2時間で2~3万円程度になります。
モデル撮影を行う場合は、より費用が高くなるでしょう。

 修正費

修正費用があらかじめ含まれており、2回ほどまでであれば修正可能である場合が多いです。
別途請求される場合はデザイン費の10%程度となります。

 見落としがちな費用

コピーライティングをオプションで依頼する場合、コピーライティング費がかかります。
1万円以上することも少なくないので、費用を抑えたい場合には注意が必要です。
 

 3.サイズ別に見るバナー制作の費用相場

 極小サイズバナーの場合

300pxまでとなると、スマートフォン用の小さなバナーなどが該当します。
~3,000円程度が費用相場で、1,000円以下の会社もあります。

 小サイズバナーの場合

長方形(インラインレクタングル型)の300px×250pxのバナー広告
250px×250px・200px×200pxなどの正方形(スクエア型)のバナー広告
300px×50pxの横長(ヘッダ・フッタ型)バナー広告 など
300~550pxほどのバナーの場合、4,000~5,000円程度になります。

 中サイズバナーの場合

728px×90pxのビッグバナー
336px×280pxの横長(レクタングル)バナー広告
120px×600pxの縦長(スカイスクレイパー)バナー広告 など
550~900pxほどのバナーの場合、5,000~9,000円が相場です。

 大サイズバナーの場合

300px×1050pxの大きなサイドバー型広告
サイトトップページに掲載されるトップバナーなど
かなり大き目の~1,500pxほどのバナーとなると、6,000~1万円ほどが費用相場になります。
<ディスプレイ広告に使用されるバナーのサイズ>
ディスプレイ広告に使用されるバナーのサイズはさまざまですが、
350px×250pxや336px×280pxのレクタングル
250px×250pxのスクエア
上記はパソコンからだけでなくスマートフォンから見ても分かりやすいバナーサイズになります。
費用を抑えたい・展開していきたい場合、同一デザインのリサイズがおすすめです。
 
いかがでしたでしょうか。
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