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給与計算システムを選定する際のポイント

給与計算システムの比較ポイント!

自社に最適の給与計算システムを導入するには、いくつかの製品を比較検討することが必要です。
最後に、実際にサービスを選定する際に注意するべきポイントを解説します。
 

1.システムの対応領域

給与計算システムは、サービスごとに対応できる業務範囲や自動計算できる範囲が異なります。
例えばwebでの給与明細発行の可否、オンライン振り込みの可否、人事・労務システムとの
連携可否、複雑な雇用形態への対応可否など、サービスによって何をどこまでできるのかは
変わるでしょう。
 
いくら評判の良い給与計算システムでも、自社のニーズにミスマッチのものを選ぶと
宝の持ち腐れに終わってしまうもの。導入後の業務効率化につなげる選び方としては
事前に自社ニーズをしっかりと見極めることが肝心です。
給与計算に関する課題を洗い出し、システムを導入することで業務をどのように効率化したいのか明らかになれば、期待する業務範囲もクリアになります。
その上で、給与計算システムの対応領域を確認すれば最適の製品を選べるでしょう。
 

2.自社の業務プロセス

給与計算システムの選び方として、自社の業務プロセスの再確認も重要です。
 
給与計算システムを導入するときは、業務プロセスにも何らかの課題を抱えているもの。
集計作業や振込の手間、紙文書の取り扱いなど給与計算に関わる問題は少なくありません。
そのため、自社の営業体制や給与計算を行う担当者の数などにマッチするものを選ぶと失敗を避けられます。
自社の業務プロセスを再確認することで欲しいスペックが見えてくるため、改めて見直してみましょう。
 

3.システム連携の有無

給与計算システムの選び方として、システム連携の確認も欠かせません。
特に基幹システムや外部システムとの連携は大切です。給与計算は勤怠、人事、労務関連の情報と密接な関係を持ちます。給与計算は勤怠情報を基に算出されますし、雇用形態など人事情報でも
算出方法は変わります。労務関連でも変更あればリアルタイムでの反映が必要です。
既存の社内システムとの連携ができればデータも共有できるため業務効率は飛躍的に向上します。 せっかく新しいシステムを導入するのであれば、できるだけ連携できるものを選ぶのがベストです。
 

4.コスト

給与計算システムの選び方としてコストの確認も重要です。
給与計算システムの料金体系は1ライセンスごとの定額制のほかユーザーごとの従量課金制
一定数のユーザーまでは定額制で、超える分は従量課金制などさまざまです。
自社で利用する社員数や体制に合わせて最適のものを選ぶようにしましょう。
また、初期費用だけでなく長期的なランニングコストまで視野に入れて比較をすることが大切です。
 
一般的にクラウド型は初期費用が安いため導入時の負担は少ないですが
月額課金制・従量課金制を採用していることが多く、長期利用や多人数での利用は
ランニングコストがかさみがちです。パッケージ型はシステム導入の初期費用はかかりますが
ランニングコストは抑えられます。
サービスや導入形態ごとの特徴を考慮しつつ、比較検討するべきでしょう。
 

5.サポート体制

サポート体制を確認しておくことも、給与計算の選び方として非常に重要なポイントです。
給与計算はお金を扱う分野のため、万が一のトラブルの際は業務に大きな支障をきたし
従業員にも大きな影響を与えてしまいます。システム導入に際して何らかの問題が
発生する可能性はゼロではないため、トラブルにいかに対処できるかが重要です。
 
特にクラウド型の場合は定期的なアップデートや保守・運用をすべてベンダー側に
任せることとなるので、トラブルが起きた際のサポート体制も必ず確認してください。
トライアルがあれば実際に試してみて、その際にトラブル対応などもチェックしておくと
サポート体制の充実度を確認できるでしょう。
 

給与計算システム導入の成功事例

ここからは、給与計算システムの導入事例をご紹介します。実際に給与計算システムを
導入した会社ではどのような効果があったのか3社の成功事例を見ていきましょう。
 

「クラウド会計」を導入した浜崎海運株式会社の成功事例

マネーフォワードの「クラウド会計」を導入した浜崎海運株式会社
(株式会社マネーフォワードの導入事例ページhttps://biz.moneyforward.com/case/moneyforward-cloud/01033/ 参照)は
給与計算システムの導入により、経理の属人化の解消とペーパレス化に成功しました。
 
給与計算システム導入以前はPCにインストールするタイプの会計システムを使っており
一部の社員のみが利用できる状況でした。経営データの閲覧も限られた社員しかできず
情報の共有が難しいという課題を抱えていました。
経理作業も属人化しており、ナレッジの共有ができない状況にあったのです。
 
社内の情報格差をなくし、ナレッジやノウハウを共有するには新しいシステムが
必要であるという結論になり、給与計算システムと会計システムの両方を導入しました。
システム導入後は経理部門のペーパレス化が進み、クラウド上で情報共有が
できるようになり業務の属人化が解消されました。
 

「フリーウェイ給与計算」を導入した有限会社竹隆庵岡埜の成功事例

給与計算システム「フリーウェイ給与計算」の導入により、給与計算にかかる時間が
4分の1になった有限会社竹隆庵岡埜(株式会社フリーウェイジャパンの導入事例ページ https://freeway-kyuuyo.net/case/view/620 参照)の事例をご紹介します。
 
給与計算システムを導入する前は別の会社の給与計算システムを使っていましたが
システムの提供会社と連絡がとれなくなり所得税や社会保険の法令改正対応を自社で
やっていたのです。
ほどなくして、所得税や社会保険の法令改正が頻繁に行われるようになり
自社対応に限界を感じ新しい給与計算システムの導入を検討しました。
導入した製品は使いやすさと費用対効果の高さが決め手となりました。
 
またクラウド型の製品を導入したため、アップデートは自動で行われます。
バージョンアップの手間が省ける点も魅力でした。
システム導入後はこれまで6時間かかっていた給与計算が1時間半で終了するほど
効率化しました。また、給与台帳、算定基礎賃金の届け出なども作成できるので
給与関連の書類を作る時間がほぼゼロになったのです。
作業時間の大幅短縮により業務効率化の達成できました。また気持ちの面でもとても楽になりました。
 

「ジョブカン」を導入した宝塚商工会議所の成功事例

給与計算や勤怠管理、労務管理、経費精算など幅広いシリーズ製品を展開する「ジョブカン」を
導入し、勤怠管理と給与計算の連携に成功した宝塚商工会議所
(株式会社 Donutsの導入事例ページ https://jobcan.ne.jp/cases/6796/ 参照)の事例をご紹介します。
 
以前は出勤簿や年次有給休暇取得届などの各種届を全て紙文書で作成しており
内容の確認や有給取得状況など確認に手間取っていました。
また、不備があれば口頭で伝え、再提出を促すのにも工数がかかり
効率的とは言えない状況が続いていたのです。
 
そうした状況を改善すべく給与計算システムと連携可能な
「ジョブカン勤怠管理」を導入しました。勤怠管理システムの導入により勤怠データは
自動取得可能になり、2つのシステムを同時利用することで勤怠管理データを給与システムに
直接流し込めるようになったのです。
 
システム導入後は出勤簿集計、不備修正の工数が大幅に減りました。また、給与は勤怠データを基に自動計算されるので給与計算業務に手間がかかることもなくなりました。
クラウドシステムのため、外出先からもアクセス可能であること活かし
テレワークでも大いに活用しています。
 
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