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Web広告は内製?外注?実態調査と代行会社の上手な選び方



今回は、Web広告の中でも、アイミツCLOUD内で多く依頼をいただいている「SNS広告」に話を絞ってお伝えしてきます!

企業のSNS運用の現状

SNSマーケティング予算を削減した企業はほぼいない

 
企業が広報やサービス紹介をSNSで行うことは近年一般的になりつつあります。以下のデータは、デジタルマーケティング支援をしている株式会社ニュートラルワークスによる企業のSNSマーケティングに関する意識調査の結果です。
 
▼ 「SNSマーケティングに関する予算は直近一年でどのように変化しましたか?」
 
        (データ出典:株式会社ニュートラルワークス.2022.11.24)
 
こちらの調査によると、51.2%の企業がSNSマーケティングにかける予算が増加したと回答し、94.0%の企業が「変わらない」もしくは「増えた」と回答したことがわかります。
つまり、多くの企業がSNSマーケティング予算について削減していないことがわかります。

SNS広告と自社アカウント運用で、顧客拡大・売上への効果を実感

さらに、同社の調査から、予算が増えた理由と予算が増えた施策についての数値も見ることができます。
▼ 「予算が増えた理由はなんですか?」
        (データ出典:株式会社ニュートラルワークス.2022.11.24)
 
▼ 「予算が増えた施策はなんですか」
        (データ出典:株式会社ニュートラルワークス.2022.11.24)
 
予算が増えた理由としては、「集客」や「売上」へ貢献が最も多く、効果を実感したからこそ、次年への施策拡大を行うとしている傾向が見られ、予算が増えた施策へに関しては、「自社アカウント運用」と「SNS広告」が挙げられ、SNS広告・自社アカウント運用を通して売上への貢献を実感していることがわかります。
 

約4割は、一部外注・全て外注している

▼ 「SNSマーケティングをどのように運用しているか」
        (データ出典:株式会社ニュートラルワークス.2022.11.24)
どのようにSNSマーケティングを運用しているか?についての質問に関しては、約6割が内製、や約4割は外注していることがわかります。
また、どのような施策を外注しているかへの質問には、SNS広告が56.7%と最も多い結果となったとのことです。

SNS広告を代行するメリット・デメリット

SNS広告に関しては外注をしている企業が多いのですが、外注するメリット・デメリットに関してはどのような点があるのでしょうか?

外注するメリット

まずは、社内のリソースを削減することができる点があげられます。SNS運用にそもそも知識が必要で、社内に知識がない場合一から勉強をしなければなりません。外注をすることでその知識を勉強する時間や、運用する社員の工数削減をすることができます。
SNS広告の運用では行うべき業務が多くなります。競合分析やターゲット分析、ユーザーへのコメント返信、広告クリエイティブの制作・調整などをまとめて外注先に任せることで、効率的に広告運用を行えます。
知識に関しても、外注先業には既に実績やノウハウが豊富にあるため、早く成功する確率を高めることが可能です。また、各SNSの認定代理店があり、代理店登録会社を選ぶことでより成功確率が高まります。

外注するデメリット

運用代行には、もちろん手数料がかかるので、複数SNSに最小限の予算で配信したい場合は向きません。また、広告運用に関するノウハウを社内に蓄積したい、人材を育成したい場合には、向かないでしょう。
さらに、セグメントやクリエティブのイメージなど、社内の方向性を外注先に伝える時間や、変更があった際に連携が必要になるため、スピード感にはやや欠ける場合もあります。大きな変更の頻度が少なそうな場合や、セグメントやクリエイティブなど戦略部分も全て委託する場合には逆に早まる場合もあります。

SNS広告代行会社を選ぶポイント

現在、SNS広告運用をする企業が増えていますが、自社で運用することが難しい場合があります。そのため、SNS広告運用代行会社に依頼することが一般的になってきています。しかし、多くのSNS広告運用代行会社が存在するため、どの会社を選ぶべきか迷ってしまうかもしれません。
SNS広告運用代行会社を選ぶ際には、以下のポイントに注意することが重要です。

1. これまでの実績は十分か

これまでの運用実績が豊富であれば、ネット広告運用について多くのノウハウがあ理、多くの企業から信頼されていると言えるのではないでしょうか。
実績を確認する際は、「運用実績数」「運用の結果どれだけコンバージョン数や売り上げが上がったのか」「同じ業界での運用実績の有無」まで確認できるとより安心でしょう。

2. 強みと自社のニーズはマッチしているか

自社のニーズに代理店の強みがマッチしていなければ、最大限活用することはできません。
・リスティングを依頼したいならリスティング運用で多くの成果を残している会社
・美容業界であるならば同業界から多くの依頼を受けてきた会社
など、ニーズと強みのズレがないように選定を進めましょう。

3. 営業担当者もネット広告の知識が豊富か

営業担当者と広告運用者が分かれており、分業体制を取っている会社も少なくありません。
営業担当者があまり詳しくない方だと社内共有が甘くなり成果に繋がらない可能性があります。
・営業担当者もネット広告について知見があるのか
・円滑にコミュニケーションが取れるのか
チェックしておきましょう。

4. アカウントをきちんと開示してくれるのか

自社のノウハウを流出させないため、広告アカウントを開示できない会社もあるのですが、
広告アカウントが不開示となってしまうと、
・どんな広告が出稿されているのか
・適切に運用されているのか
を確認することができません。
つまり、毎月の運用手数料が何に反映されているのかが見えないのです。
業務を全うしていない可能性もゼロではありません。
不正なく運用を行なっている会社は、自分たちの広告運用をブラックボックス化しないものです。
アカウントを開示しながら運用してくれるのかどうかは、忘れずに確認しておきましょう。

5. 担当者のレスポンスや対応は早いのか

ネット広告は、リアルタイムな運用が鍵を握っています。
スピーディにPDCAを回していくには、窓口担当者のレスポンスも重要です。
もしも担当者がなかなか対応してくれずいつも待たされるという場合は、
案件を抱えすぎており、1社ごとに割く時間をほとんど取れていない状況かもしれません。
リアルタイムな運用が可能なのか、対応速度もきちんと確認しましょう。

6. 契約に関する縛りが多くないか

広告代理店によっては、最低契約期間を設けている会社もあります。
最低契約期間が1ヶ月という場合は問題ありませんが、半年、1年と長い場合には注意が必要です。
中には成果を出せる自信がないことから契約期間の縛りが厳しい場合もあるのです。
縛りが厳しい会社で成果が出ない、となると
途中解約や出稿停止したいと考えた際にトラブルになってしまうことも少なくありません。
最低契約期間が半年以上と長い会社は、運用代行手数料がリーズナブルなこともありますが、
上記のような事情が隠されている場合もあるため注意しましょう。

7. レポーティングは丁寧でわかりやすいか

毎月のレポーティングがわかりやすいかどうか、丁寧かは非常に重要です。
「表示回数やクリック数に関するレポートしかない」
「コンバージョン数が明らかにされていない」
「レポートをメールで送ってくるだけで、補足説明もなくわかりづらい」
「毎月10枚以上のレポートが提出されるものの、どのデータが重要なのか見分けがつかない」
など、レポーティングに問題がある場合もあります。
運用状況・成果をきちんと把握することは非常に重要です。
このような問題のある会社の場合は契約をやめた方が良いでしょう。
レポートについては
・訪問、Webミーティングなどで補足説明をしてくれるかどうか
・わかりやすくレポートをまとめてくれるかどうか
を事前に確認し、安心して依頼すると良いでしょう。
これらのポイントをしっかりと把握し、慎重にSNS広告運用代行会社を選ぶことが成功の鍵となります。
 

 
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