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SFA・CRMを選定する際のポイント

SFA・CRMを選定する際のポイントをご紹介します。
基本的にはSFA・CRM共に選び方のポイントは同じになりますので、まとめてご紹介します。

SFA・CRMを選ぶ際のポイント7つ

1. 使い勝手の良さで選ぶ

システムの使い勝手はとても重要なポイントです。
SFA・CRMに限らず、全ての業務システムに言えることですが、
折角費用をかけて導入をしても使われなければ宝の持ち腐れとなってしまいます。
SFAは業務システムの中では定着が難しい部類に入るため、
スムーズな導入を果たすには操作感が重要と言えます。
できれば難しいマニュアルを見なくても「直感的に」操作をできるものがベストです。
・パソコンに詳しくない人でも簡単に入力できるか
・わかりやすい画面になっているか
・日々の業務の中で入力作業の負担が大きくなってしまわないか
などをチェックしてから導入を決めたいものです。
また、マルチデバイス対応のものは、外出先でも活用でき、より使い勝手が良いでしょう。
<無料トライアルを活用してみましょう>
もし無料トライアルがあれば有効活用し、現場で実際に使ってみてから導入すると安心です。
操作が簡単で使い勝手が良いと感じらてもらえたのなら、それだけ定着はスムーズです。

2. 必要な機能・価格のバランスで選ぶ

SFA・CRMを導入する際は「機能」「価格」のバランスも選び方の決め手となります。
まず、「自社に必要な機能」を搭載していることは必須です。
必要な機能が分からない場合は「なぜSFAを導入したいのか」を考えることから始めます。
・自社にどのような課題があるのか
・導入でどのようなことを解決したいのか
上記を分析し、どのような機能が必要かを考えていきます。
 
一方、価格面についても重要です。
どんなに自社のニーズに合うSFA・CRMであったとしても、
予算を大幅に超える場合は経営を圧迫するので導入はおすすめできません。
費用が適正であるのかは重視すべきポイントでしょう。
※費用についてはこちらのページも参考にしてみてください。
 
<どちらが向いている?クラウド型・オンプレミス型>
SFA・CRMシステムにはクラウド型とオンプレミス型があります。
どちらが自社に適しているかを検討して導入するようにしてください。
オンプレミス型:
社内にサーバーを構築して運用するもの。
カスタマイズ性が高い一方で導入の費用が高く設置までに時間がかかります。
クラウド型:
インターネットを経由して、運営会社が提供するシステムを利用するもの。
導入費用が安く簡単に導入できる一方で、柔軟性がないためカスタマイズができません。
このようにそれぞれの形態でメリット・デメリットがあります。
また、費用の面でも、
・クラウド型は比較的お安く導入ができる
・オンプレミス型は初期投資がかかる
など違いがあります。
自社にはどの形態が合っているか吟味するようにしましょう。

3. サポート体制で選ぶ

SFA・CRMの選び方としてサポート体制も要確認のポイントです。
「売り上げを伸ばしたい」「営業力を高めたい」など目的達成のためには、
SFA・CRMのフル活用が必要ですが、新しいシステムは定着までに時間がかかるものです。
特にSFAはその傾向にあると言えるでしょう。
導入後のスムーズな定着を目指すには、ベンダーのサポート体制は重要なポイントです。
サポート体制については以下の4つを事前に確認しておいてください。
・導入時のサポート
初期設定のアドバイス・活用方法・操作についてのレクチャーなど、
導入に必要なサポートをしてくれる体制は定着に向けてとても大切です。
・トラブル発生時のサポート
障害発生時の対応、スピード感ある対応はとても重要です。
24時間365日体制の対応・電話メール対応のみならず駆けつけ対応があるととても安心です。
サポート体制が厚いと料金はかさみますが、
トラブルに損失の方が大きくなることもありますので、よく検討しましょう。
・カスタマイズへの対応
システムへの機能追加やカスタマイズなどに対応してもらえるかも要確認です。
※クラウド型など、カスタマイズができないものもあります。よく確認をしましょう。
・専門スタッフによるサポートの有無
トラブル対応同様、常時専門家に問い合わせをできる体制があれば安心して利用できます。
また、アップデートへの対応や情報提供などに関することも必ず確認をしておきましょう。
 
上記4つを検討する際に、
サポート体制は会社によって異なるので、
・どの程度の保障期間があるか
・質問時の回答の形式はどんな方式か
なども確認をしておくようにしてください。
なるべく長い期間利用できスピーディーに対応できる会社を選ぶと安心ですね。

4. セキュリティ対策

SFA・CRMはシステムの特性上、数多くの重要な個人情報を蓄積していきます。
そのため、セキュリティ面も重視してください。
特にクラウド型の場合は、インターネットを経由してシステムを活用することになります。
不正にアクセスをされる・情報が流出してしまうなどがあれば会社の信用にも関わりますし、
金銭的損失以上の大きな損害を被ることになりかねません。
近年システムへの不正アクセスの手口が巧妙化している傾向もありますので、
・導入を検討しているCRMでどのようなセキュリティ対策が行われているか
・運営会社自体でプライバシーマークを取得しているか
など、個人情報の保護制度が確立されているかの確認を行ってから導入を決めましょう。

5. 豊富な実績で選ぶ

導入実績が多いベンダーのシステムはそれだけ多くの会社で支持をされているということです。
導入企業が抱える問題点や、必要な機能なども心得ているため、
システムも改良を重ねられている可能性が高いです。
その分、サポートも体制も充実していることが多く、柔軟に対応してもらえるでしょう。
実績面を重視する際は、特に自社業界で多く導入をされているシステムを選ぶのが得策です。
同じ業界で多く使われているSFA・CRMであれば必要な機能が揃っている可能性は高くなります。

6. 既存ツールと連携性が高いものを選ぶ

既存ツールとの連携性が高いものを選ぶのも重要な要素です。
SFA・CRMは単純に「営業活動」「顧客情報」を管理するだけのシステムではありません。
営業活動・顧客育成に関わる様々なフェーズをサポートするツールです。
例えば、業績拡大のためにはまず見込み客獲得が必要ですが、
SFAでは「見込み客」はその範囲外にあります。
見込み客獲得にはMA(マーケティング・オートメーション)が有効です。
SFAと連携できればMAの見込み客データをそのままSFAで管理できるため、
顧客情報を再入力する手間はかかりません。
また、CRMとSFAの連携なども相互に関連の深い業務システム同士なので有効でしょう。
既存のツールと連携できれば再度データを入力する手間もなく、活用幅が大きく広がるため、
既に何らかのツールを導入をしている場合は、連携可能なSFA・CRMを選ぶことが大切です。

7. マルチデバイス対応のものを選ぶ

SFA・CRMの選び方としてデバイス面も確認が必要です。
外出の多い職種の方などでは、外出先でも活用可能なものがベストなので、
マルチデバイス対応のものを選ぶのが正解です。
マルチデバイス対応ならスマホやタブレットからでも情報にアクセスすることが可能です。
外出先から顧客情報を調べることもでき、必要に応じて上司にアドバイスを仰ぐこともできます。
また、スマホのGPS機能と連動をしていれば訪問先へのアクセスを調べることもできます。
初めての訪問先でも迷うことなく到着できるでしょう。
仮に外出先から情報を入力した場合には、報告や書類の提出のためだけの帰社も不要になります。
業務効率化にもつながるため、ぜひマルチデバイス対応のシステムを選ぶようにしましょう。
 

いかがでしたでしょうか。
少しでも参考になる情報がありましたら幸いです!
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