IT技術の発達に伴い、システムの導入や業務効率化を図る企業も多くなりました。
当記事をご覧の方のなかには、現場の業務改善のために、システム開発を検討している方もいるでしょう。本記事では、システム開発の基礎知識について解説していきます!

そもそもシステム開発とは?

 
分かりやすく言うと問題を解決する企業が抱える課題を解決するための
「仕組みを作ること」を指しています。
どの企業にも「新しい事業に参画したい」や「既存の業務を効率化してコストを削減したい」
といったようなビジネス上の目標があるはずです。
そのような目標を達成するため課題を解決する仕組みをコンピューターシステムを使って実現する
ことがシステム開発です。
例として、以下のような課題解決にシステム開発を活用することが可能です。
主な目的
新製品の開発、新規事業への参画
業務効率化によるコストダウン
顧客満足度の向上による競争力強化
業務継続性の維持
外部規制、法制度、コンプライアンスへの対応
市場の要請、業界団体からの要請への対応
経営の統廃合への対応

システム開発導入におけるメリット

システムの機能を活用すると、様々なメリットが得られます。
業務を効率化できることが、システム開発を行う主なメリットです。
システムエンジニアやプログラマーなどの技術者が開発したシステムを導入すると、
手作業で行っていた仕事を自動化できます。
また、システムを運用する中で蓄積したデータは、ビジネスや組織運営に活用することが
可能です。既存のビジネスで成果を上げるだけでなく、 事業拡大などにおいて新市場に
参入する場合などにもデータを活用できます。
 

システム開発に必要な基礎知識

システム開発に携わる主な技術者は、システムエンジニアやプログラマーなどです。システム開発に必要な人員についてみていきましょう。

1.システム開発に必要な人員

・システムエンジニア
システム全体の「設計図」を書くことが仕事です。クライアントの要請や
開発チームの能力を総合的に判断して、システムを設計・企画しなければなりません。
システムエンジニアがプロジェクトマネージャーを兼ねている場合は
プログラマーと連携してプロジェクト全体のマネジメントをすることもあります。
システム納品後は製品のサポート・運用を担当します。
 
・プログラマー
プログラマーは、実際にコードを書いてシステムを構築していく仕事です。
システムエンジニアの要請に応じて業務を行いますが、まずはプログラマーとして
数年経験を積み、その後システムエンジニアになるという流れが多いです。
 

2.開発手法の種類

 
開発手法概要
ウォーターフォール順序に従って工程を進めていく開発手法。
アジャイル最初にすべての仕様を決めず、大体の方向性だけを決める開発手法。
スパイラルモデル工程ごとに試作品を作りながら、少しずつ完成を目指す手法。
プロトタイピングシステム開発の早い段階で、試作品を作成する開発手法です。
 
・ウォーターフォール
(waterfall、滝)からつけられており、定義からテストの工程まで
上かr水が落ちていくかのように、順序に従って工程を進めていく開発手法です。
システムの仕様を上流工程で決定してしまうため、途中の開発工程やテスト工程で
仕様を変更することが難しくなります。
 
・アジャイル
アジャイルでは最初にすべての仕様を決めず、大体の方向性だけを決めて開発を進めます。
またシステム全体を、機能ごとに幾つかの単位に分割して開発します。
このため、仕様変更や不具合など、不測の事態にも素早く対応でき
全体への影響も少なく抑えることができます。
また、開発途中で現場のユーザーとコミュニケーションを取りながら進められるので
現場にとって「使える」システムを開発できます。
 
・スパイラルモデル
アジャイルと同じく、システムを幾つかの単位に分けて開発を進めます。
要件定義、設計、開発、テスト、そして評価を繰り返すことで
システム全体の完成度を螺旋のように上げていくところから、「スパイラル」と呼ばれます。
開発途中での仕様変更にも柔軟に対応できるというメリットは、アジャイルと同様です。
 
・プロトタイピング
システムのプロトタイプ(初稿)完成までのスピードを重視する開発方法です。
つまり試作品を作成する開発手法です。
プロトタイプをシステムのユーザーと一緒にレビューしますので
早いうちに認識のズレが解消できます。
また、ユーザーの生の声を聞けることで、よりよいユーザー体験を実現できます。
 
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