☝️

マーケティングリサーチを発注する際の成功のコツ

このページでは、マーケティングリサーチの成功のコツをご紹介します。

マーケティングリサーチを成功させる4つのポイント

マーケティングリサーチを成功させるために、4つのポイントに注意しましょう。
成功へのポイント
1. 調査企画・設計を念入りに行う
2. 調査対象となるターゲットを設定する
3. 回答しやすい調査票の設計
4. 得意分野を見極める

1. 調査企画・設計を念入りに行う

マーケティングリサーチを実施する際には事前準備がなによりも重要です。
「どのような目的でリサーチを行いたいのか」「自社のマーケティング課題はなにか」
「調査を通じてどのような要素を明らかにしたいのか」
上記のような要素を洗い出した上で調査の企画・設計を入念に行う必要があります。
また、仮説を設定するのも大切な作業のひとつ。
たとえば、
競合と同等のクオリティの商品の売り上げが思わしくない
→「パッケージデザインが原因なのではないか」
などといった予測をたててみると調査で明確にすべき要素が見えてくるでしょう。

2. 調査対象となるターゲットを設定する

マーケティングリサーチを行う際の重要な要素のひとつが「ターゲット設定」です。
調査データの信頼性を高めるためには、
「どのようなユーザー層を対象とするのか」「どの程度のサンプルが必要か」
を検討することが大切だといえます。
リサーチ方法によっては低価格・短期間で手軽に調査できるメリットがある一方、
謝礼目的のモニターが集まってしまい、信頼性が乏しい…そんな結果になることもあります。
調査方法1つ1つの特性・要素も考慮した上で、
自社の課題解決に役立つデータを得るために適切な規模の調査を企画しましょう。

3. 回答しやすい調査票・設問の設計

モニターがどのような状況でアンケート・インタビューに回答するかを考慮しましょう。
例えばオンラインの場合は画面の向こうのモニターのコントロールが不可能です。
回答者のモチベーションや集中力を妨げないような、
回答者の立場に立った調査票を設計する必要があります。
回答途中で脱落してしまうモニターを出さない・精度を高めるためにも調査票の設計は重要です。
「時系列に沿った設問構成にする」「大枠から細部に落とし込む」
「回答しやすい順番に設問を並べる」「重複する設問は避ける」
などといった点を工夫すれば、回答しやすくなるでしょう。

4. マーケティング会社の得意分野を見極める

マーケティングリサーチを外部に依頼する場合、
マーケティングリサーチ会社によって得意分野・得意な調査方法は異なります。
調査の目的・企画に合わせて最適な企業を選定するようにしましょう。
得意分野や対応可能な調査方法は、ホームページなどの過去実績からも推測可能ですし、
アイミツCLOUDなら、各企業毎に企業実績やお取引先などが掲載されています。
それらを確認してみると良いでしょう。

依頼先を選んだ後に気をつけるべきポイント

マーケティングリサーチ会社に依頼される場合は依頼先を選んだ後は、
担当者との情報共有を経て調査の実施・分析へと進んでいきます。
その過程で気をつけるべき3点を見てみましょう。
依頼先を選んだ後に気をつけるべきポイント
1. 担当者と綿密なコミュニケーションをとる
2. 信頼関係を構築する
3. 社内にノウハウを構築できる体制をつくる

1. 担当者と綿密なコミュニケーションをとる

マーケティングリサーチに限らずどの依頼でも大切なことになりますが、
コミュニケーション不足は失敗の元となります。
いくらプロとは言えど、目的や仮説、調べたいことなどがわからないまま調査はできませんし、
齟齬があれば調査結果が大きく異なってしまうこともあるのです。
依頼を決めたら必ず情報共有・・目的や企画・仮説等の共有を行いましょう。

2. 信頼関係を構築する

コミュニケーションが大切な一方で、やたらと口出ししてしまうと、
マーケティングリサーチ会社のノウハウが生かされず結果上手くいかない可能性があります。
例えばスクリーニングや調査票の設計などについてはマーケティング会社はプロです。
必要と思う項目やそれに上手く回答してもらうための項目を挟んで作っているので、
素人目に「この質問は不要では?」と思うものも理由があるかもしれません。
「自社の製品についてこの聞き方はちょっと…」と思うものも意図があるかもしれません。
頭から否定するのではなく、理由や意図を確認し、信頼してお願いするようにしましょう。

3. 結果はありのまま受け止める気持ちで依頼する

・仮説を立て立証しようと依頼する
・会社として推進したいものがあってそのために依頼する
マーケティングリサーチには最初に定めた目的がありますよね。
実際に調査してみてその仮説が証明されれば丸く治りますが、
実際にはその目的や仮説に反する結果となることもしばしばあります。
 
その時に「こんな結果信用ならない」と言ってもどうにもなりません。
マーケティングリサーチ会社が不正を働いてさえいなければ、
事実としてその調査の回答者が出した答えなのでそれが調査結果です。
あくまで今回の調査の事実として受け止め、
その後、データをどう扱うかを検討するようにしましょう。
また、コストが発生する以上あまりに参考にしようがないデータとならないように
・謝礼目当ての方ばかりが回答し中身がない
・リクルーティングした対象者がターゲット層とずれていた
などが起きないよう、
ご依頼時点の段階で懸念される問題を防ぐ方法をすり合わせるようにしましょう。

まとめ

マーケティングリサーチはそれ自体が直接売り上げに影響する活動ではありませんが、
会社の戦略や商品・サービスの方向性を定める重要な役割を担っています。
 
そのため、「こんなはずじゃなかった」とならないよう、
・事前に目的や仮説を定める
・各企業の得意分野を見定める
・調査を成功させるために必要なコミュニケーションを取る
ようにしましょう。
 
上記を読んでも、自社に合う企業がどこかわからない、
依頼したい業務に対応可能な企業はどこか知りたい、
そんな時は、アイミツCLOUDへぜひ気軽にお問い合わせください。
アイミツCLOUDなら専任コンシェルジュが貴社のお悩みを伺い、
最大10社、同時に複数社へのご相談が可能になります。
ぜひ活用してみてください!

いかがでしたでしょうか。
少しでも参考になる情報がありましたら幸いです!
アイミツCLOUDへのご依頼はこちらから