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コンサルティングを選定する際のポイント

コンサルティングは、自社で見つけきれない課題を発見し、解決の糸口を提案してくれる存在です。この記事では、コンサルティングの選び方やポイントについて解説します。 強力なビジネスパートナーを見つけるために、お役立てください。

1.コンサルティングの外注先選びで失敗しないための準備

まずは、コンサルティング会社の選び方で失敗しないためにできる準備をご紹介していきます。
まず、外注先選びで失敗しないためには、自社の課題について洗い出しを行うことが重要です。
まずは自社のどのような部分を問題だと感じているか、どのような状態が理想なのかを
率直にリストアップしてみましょう。
また、何が原因となって生じている問題なのか、自社なりに考えてみることも大切です。
コンサルティング会社と相談した結果、思わぬところに問題点が隠されていたというケースも
ありますが、まずは自社側の認識だけでもしっかり持っておきましょう。
 

2.コンサルティングの外注先選びの7つのポイント

ここからは、コンサルティング会社の選び方のポイントを紹介していきます。 コンサルティングは、豊富な知識とノウハウを活かし、外部からの専門的な知見を授けてくれる
貴重な存在ですが、自社に合ったコンサルティングを選定できなければ、理想とギャップのある
アドバイスしか得られない可能性も出てきます。
まずはコンサルティング選びのポイントを確認し、複数を比較・検討してみましょう。
 

ポイント1:本契約前に提案の質を確認する

本契約の前に、まずはコンサルティング会社からのヒアリングを経て
自社の経営課題がどこにあるのか洗い出します。事前に自社が考えた課題と合致していれば
目指す理想像もぶれずに設定できるでしょう。一方で、自社が考えた課題と合致していない場合
コンサルタントの提案に納得感があるか検討してみることが大切です。 自社だけでは気づかない視点が含まれている場合もあるため、コミュニケーションを
取りながら根拠や基準を教えてもらいましょう。経営課題をお互いに理解しないまま
コンサルティングがスタートしてしまうと、時間の経過と共に方向性がずれてしまうため注意が必要です。
 

ポイント2:予算と企画が見合っているかを確認する

自社の予算に合った企画であるか、社内でよく検討することも大切な選び方のポイントです。 成功報酬型の場合、最低限のコストだけ先に支払い、成果に合わせて報酬が発生します。
売上・獲得した見込み客の数・呼び込めた参加者の人数など、基準は目的に応じて変動します。
定額報酬型の場合、あらかじめ決められた見積もりに応じて報酬を支払うため
顧問コンサルタントのように長期的な付き合いを前提とするケースが多いでしょう。
時間単価型の場合、参画するボリュームに応じてコストが変動します。
事前にコンサルタンティング会社ごとの制度を理解し、見積もりを立ててもらいましょう。
 

ポイント3:コンサルティング会社の実績を確認する

コンサルティング会社のこれまでの実績を確認するのもコンサルティング会社選びの
重要なポイントです。担当者がこれまでにどの分野でどのような成功を収めたのか
どの程度の規模で会社をサポートしてきたのか、第三者でも分かる明確な評価を基準に
判断しましょう。加えて、過去利用した人からの口コミや評判・事例集・実務経験
専門知識や専門資格の有無・人柄・対応力なども可能な限りチェックたいポイントです。
 

ポイント4:得意分野が自社に合っているのかを確認する

コンサルティング会社は、会社・担当者ごとに得意分野が異なります。
まずはその得意分野が自社と合っているか、確認してみましょう。
たとえば、会計事務所が主体となって過去の経験を活かしながらコンサルティング業務を
はじめた場合、当然ながら会計や税務面でのコンサルティングに強くなります。
営業のアウトソーシングから派生したコンサルタントであれば、営業戦略の立案や
人脈開拓に強みがあるでしょう。自社が抱える課題や問題点と照らし合わせながら
課題解決に直結するようなコンサルタントを選ぶのがおすすめです。
 

ポイント5:複数のコンサルティング会社を比較する

可能であれば、複数のコンサルティング会社を同時に比較することをおすすめします。
過去にコンサルティングを利用したことがない場合、選定基準や依頼のフローが
分かりづらいかもしれません。しかし、情報収集を進めて複数のコンサルタントを
比較していくと、いつの間にかそれぞれの違いや相性の良し悪しが見えてくるものです。
また、コストやサポート体制等、システム面での比較もしやすくなるでしょう。
近年はオンラインで相談に乗ってくれるコンサルティングも増えているため
まずは気になるコンサルティング会社を複数見つけてみることが近道です。
 

ポイント6:アフターフォローが充実しているか確認する

コンサルティング開始から終了までのサポートだけでなく、終了後のアフターフォローも
選び方の大切なポイントです。アドバイスを受けて実行した戦略が無事軌道に乗ったか
想像と異なるミスマッチはなかったかなど、再度ヒアリングしてもらうことでサービスへの
満足度は高まります。 また、アフターフォローがきっかけとなり、次なる新たな経営課題を見つかることもあります。
自社をより市場価値の高い会社として育成したいのであれば、長期的に会社の成長を
サポートしてくれるアフターフォローに力を入れたコンサルティング会社を探すのも
ひとつの手段です。
 

3.コンサルティング会社を比較する方法

自社に合ったコンサルティング会社を選ぶために複数の会社を比較する方法を紹介していきます。比較する方法には、直接問い合わせする方法と比較サービスを利用する方法の2種類に
分けられます。より幅広く選択肢を設けるためにも、まずは気になるコンサルティング会社を
複数ピックアップするところから始めましょう。
まずは、複数のコンサルティング会社に直接問い合わせて、それぞれを比較する方法です。
インターネット検索や広告、ビジネスセミナーなどから収集した情報を頼りに
複数のコンサルティング会社に問い合わせていきましょう。
 
気になった会社に直接問い合わせして、細かな内容を質問できるため
コンサルティング会社の雰囲気や対応を比較しやすい方法です。
ただし、最終的に1社に絞るまでに時間と手間がかかるため注意しましょう。
 
また、情報が偏らないよう配慮することも欠かせません。
一方、アイミツクラウドをはじめとする比較サービスを活用した選び方では
同時に複数のコンサルティング会社を比較・検討できるためスピーディーに比較できます。
限られた時間で素早く選定できるだけではなく、コンサルティング会社の特徴や違いを
客観的な視点からチェックできることもメリットです。