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デザイン制作を外部へ依頼する際のメリット・デメリット
デザイン制作については、社内で作成する方法もありますし、
特に社内にデザイナーさんをかかえている企業は自社で制作可能な場合があるかと思います。
しかし、自社で対応する、と考えていたけれどスキルが…など問題が発生してからやり直すのは、
工数・コストともに大きなロスになりかねません。
事前に自社対応と外注する場合の双方のメリット・デメリットを考えてから検討しましょう。
デザイン制作会社に外注する際のメリット
最近ではWebサービス・アプリ・ソフトなどを駆使して、自社でデザインをしようと思えば、
やれないことはない、という状況かと思います。
しかし、デザインを専門にしていないスタッフが１からデザインをするのは難しいですし、
それだけでもなく、自社でデザイナーがいる企業から依頼をいただくこともあるのです。
そのメリットとはなんでしょうか？
＜メリット＞
- 工数を自社のデザインのために割かなくて済む
- 客観的な目線で俯瞰的なデザインをしてくれる
- プロのスキル・経験に頼ることができる
1. 工数を自社のデザインのために割かなくて済む
自社で賄う場合は、通常ある業務の合間にデザインをしなければなりません。
また、デザイン経験が乏しい方の場合はデザインに必要なソフト類を覚えなければなりません。
そのリソースのロスを解消したいケースもあります。
2. 客観的な目線で俯瞰的なデザインをしてくれる
自社のスタッフがデザインをする時、開発した商品・自社の情報に触れすぎていて、
どうしても主観的になりがちです。
第三者に相談していくことで、オリジナリティのある・俯瞰的なデザインができます。
3. プロのスキル・経験に頼ることができる
自社にデザイン系のスタッフがいない場合は、間違いなく大きな差がある部分です。
また、自社にデザイナーがいる場合でも、得意分野とずれてしまうなら、
より効果的なデザインを求めプロを頼るのも一案です。
デザインは「伝えたいことを伝える」役割を持っていますので、
何をどうすると伝わるか、というプロの経験・過去実績・分析は大きな役割を持ちます。
デザイン制作を外注する際のデメリット
一方デザイン制作を外注するのではなく自社で対応するメリットもあります。
外注のデメリット、とまでは言わないかもしれませんが、
自社で対応するメリットとはなんでしょうか？
自社の事情や状況によっては、自社対応が適している場合もあるため、
メリット・デメリットについては把握しておくのがおすすめです。
＜デメリット＞
- コストがかかる
- 経験が浅いデザイナー・得意分野と離れた案件への対応の懸念がある
- 自社で作業を重ねていくと経験・ノウハウを蓄積できるかもしれない
1. コストがかかる
一番大きな違いは「コスト」ですよね。
便利なサービスを利用して自社で対応すれば格安で作業できます。
また、写真撮影を要する、人件費がかさみそうな案件は外注するとコストも膨らみますし、
実績あるデザイナーへ依頼する場合も高額になることがあります。
そのため、コストを理由に自社で作業されるケースもあるかと思います。
一方で、自社で行うとなるとデザイン経験者がいない場合、
・どんなデザインが良いのかそもそもアイディアが浮かばない
・ソフトを使いこなすまで時間がかかることがある
・場合によってはうまく出来上がらず発注せざるを得ない
可能性があるので、そこは考慮に入れておきましょう。
2. 経験が浅いデザイナー・得意分野ではない案件への対応の懸念がある
「デザイン」はデザイナーの腕による部分が大きいですが、
そもそもデザイナー自体の経験が浅い・得意としている分野ではないご依頼となると、
期待したものが出来上がらない可能性があります。
もちろん経験・スキルがあれば良いというわけではなく、
「作りたいイメージ」とそのデザイナーさんの過去実績が近いものであるかも重要になります。
3. 自社で作業を重ねていくと経験・ノウハウを蓄積できるかもしれない
これは「自社で作業を行うメリット」になりますが、
例えばデザイナーを雇う・社内でデザインを行いたい人材を育成すると、
その方が経験を積み重ねていけば立派なデザイナーに成長する可能性があります。
時間はかかりますが、経験もノウハウも蓄積していくことができるのです。
尚、当たり前の話ではありますが、
精一杯育てた人材離職してしまうリスクや育成が上手くいかないリスクはあります。
また、良くも悪くも社内での作業になるので、
社内の依頼者とデザイン担当者の関係は上下関係や部署連携に影響され、
結果的にデザインへと影響が出ることもあります。
いかがでしたでしょうか。
少しでも参考になる情報がありましたら幸いです！