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人材派遣を依頼する際のメリット・デメリット

人材をどうやって確保するのかに悩んでいる会社も多いでしょう。
人材の流動性の高さや求人広告への応募が集まらないなど頭を抱える方もいるはずです。
このページでは、人材派遣に外注するメリット・デメリットを紹介します。

人材派遣会社に外注した場合のメリット

まずは、人材派遣会社に依頼した場合のメリットを紹介していきます。
人材の専門家に依頼することで多くのメリットを得ることが可能です。
人材派遣会社へ依頼すれば、コスト削減と即戦力を両立できます。
急ぎの人材探しや、求めるレベルに合ったスキル保有者を探している場合は、
人材派遣会社を活用していくことをお勧めします。

1. 費用を抑えられる

人材派遣会社に外注する大きなメリットは、採用にかかる費用を抑えられることです。
自社ですべての採用活動を行う場合にかかる外部コスト・内部コスト
外部コスト:
 求人広告や求人サイトへの掲載料
 パンフレット・採用Webサイトの作成などのコスト
内部コスト:
 面接日程や書類選考のための人事関連コスト
人材派遣会社に外注すればこれらのコストを最小限に抑えられます。
外注による委託・仲介料は発生しますが、予算管理がしやすいことも特徴です。

2. 教育コストがかからない

多くの人材派遣会社では、登録者のビジネススキルに基準を定めていますので、
自社で1から教育するコストがかからないことがメリットです。
ある程度スキルがあることを前提に、早速OJTで実務の指導に入れるため、
人事部の負担も減り、即戦力としての人材も確保しやすいでしょう。

3. 即戦力を期待できる

自社が求めている通りの人材を採用しやすく、即戦力として期待できることがメリットです。
事前に派遣してほしい人材のイメージを伝えることで、
資格・スキル・経験・実務年数などから自社に合う人材を紹介してくれます。
例えば、経理部で働く人材を募集する場合、
経理部での就業経験や簿記資格を保有している人材のみを集めることも可能です。
現場に入ってからのミスマッチも少なく、稼働までのタイムラグもありません。
教育コストを減らしながら即戦力として活躍できる人材を求めている方は、
人材派遣会社の活用メリットが大きくなるでしょう。

4. 幅広い業務に対応できる

スキルに合わせて幅広い業務を指定でき、事前に仕事内容を指定しておけば、
採用後の「業務範囲だと思わなかった…」「これは苦手で…」というミスマッチを防げます。
例えば、データ入力・書類整理などの基本業務だけでなく、
エンジニアリング・プログラミング・デザインなど専門的な仕事まで指定可能です。
また、派遣会社の得意分野が合えば、1社から複数の人員を確保しやすくもなるでしょう。
必要なスキルや人材の人数に合わせて採用をアレンジできる点も魅力的です。

人材派遣会社に外注した場合のデメリット

ここからは、人材派遣会社に外注した場合のデメリットも紹介していきます。
デメリットも正しく理解しておけば、ミスマッチを防ぎ、効率的な採用活動ができるでしょう。

1. ノウハウを自社に蓄積しにくい

即戦力となりうる・スキルを持っている人材が集まるものの、所属は人材派遣会社なので、
自社にそのノウハウやスキルを蓄積しにくいことがデメリットです。
また、基本的には*期間限定の雇用になることを理解しておく必要がありますし、
期間満了を迎えるとまた別の人材を派遣してもらう必要があるため注意しましょう。
※有料職業紹介事業許可を持つ派遣先であれば、
継続して雇用したい社員を正社員として採用できる可能性もあります。
また、常用型派遣を活用する場合は期間の定めがありません。

2. セキュリティリスクがある

オフィス内に社外の人材を入れることになるため、セキュリティリスクがあります。
情報漏洩には注意し、どの部分までの権限を与えるか、事前に検討しておく必要があるでしょう。
場合によっては、
・業務範囲が限定されたアカウント上でだけ仕事をする
・事前承認のないエリアへの立ち入りを制限をかける
・書類の持ち帰りや個人情報の閲覧などを制限する
・必要な情報以外は与えないようにする
などの管理が必要になります。
これは、派遣スタッフに対してだけでもないのですが、
社内のセキュリティ対策を見直すきっかけにもなりますので、話し合っておくと良いでしょう。
 

いかがでしたでしょうか。
少しでも参考になる情報がありましたら幸いです!
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