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メール配信システムを導入する際の成功のコツ

実際の失敗事例をもとに、製品選びの際に注意すべきポイントも紹介します。
メール配信システムをお探しの方は要チェックです。
 

メール配信システムで実現できること

メール配信システムを導入すると、さまざまなことが実現できます。
 
・一斉メール配信
メール配信システムを導入すると、メルマガの一斉配信やステップメールの段階的送信、購入
発送などアクションがあったときに通知するトランザクションメールも送信可能です。
配信システムを利用すると、一斉配信でもスパムだと判断されません。また、多言語での
メール配信にも対応しているものもあります。
 
・メールマーケティングの効率化
メール配信機能には分析機能が搭載されており、メールの問題点を細かく分析することも
可能です。メール配信後の効果測定にも利用できるでしょう。
 
・メールリストの作成・管理
メール配信システムにはメールリストの作成・管理機能も搭載されています。
会員登録、配信解除なども一括管理可能です。
 
・情報セキュリティの強化
暗号化通信や不正ログイン対策、ログ記録、堅牢なデータセンターなどといった厳重な
セキュリティ対策により、情報漏洩など不測の事態にも備えられます。
また、特定電子メール法に準拠し配信することが可能です。
 

メール配信システムの選び方を課題別に紹介

メール配信システムは、自社が抱えている課題によって選び方が変わります。
 
次は「どのメール配信システムを選べばいいか分からない」という方に向け、現状抱えている
課題別にどのようなメール配信システムを選ぶべきかチェックしていきましょう。
 

確実に大量のメールを届けたい場合>

大量のメールを届けたい場合、メール配信システムは必須です。導入すれば何十万人もの人に
短時間でメルマガを送信することができます。
最近はプロバイダーやメールサービス側もメール配信への規制を強めており、大量一斉送信の
メールが迷惑メールやスパムと判断される恐れも。そのため、配信者としてはユーザーに確実に
届くように工夫しなければなりません。
 
確実に大量のメールを届けるためには、メール配信システムが複数IPアドレスによる分散配信や
送信量と送信間隔を調整できるIPウォーミングアップ、無効アドレスへの配信防止などが
可能なシステムを選ぶ必要があります。
また、配信遅延なくタイムリーに送信をするためには、メール配信処理能力が高いシステムを
選ぶよう注意しましょう。
 

リードの発掘も行いたい場合

メール配信システムはリードの発掘も行いたい場合にも適しています。
メール配信システムには配信機能以外にもさまざまな機能があり、メールに反応したユーザーを
抽出することも可能。対象者はリードになる可能性が高く、効果的なアプローチにより最終的な
コンバージョンにつながるかもしれません。
 
リード発掘を目指す場合は、ユーザー登録フォーム作成機能、見込み客を瞬時に可視化できる
ホットリード抽出機能、リッチコンテンツが作成できるシステムなどを備えている
メール配信システムを選ぶことをおすすめします。また、自社サイトの訪問者に対して個別に
アプローチをしたい場合は、マーケティングオートメーションツール(MAツール)の機能を
一部搭載したメール配信システムも選択肢に入るでしょう。
 

安価にメール配信したい場合

メール配信システムは、費用を抑えながらメールを配信したい場合にもおすすめです。
メール配信システムは配信数が多いほど利用料が重要なポイント。
国内製だけでなく海外製もあり、「とにかく低価格のものを選びたい」という場合は
海外のサービスが適しているでしょう。しかしUIが英語であるため、操作面や実際の利用に際して抵抗がないかどうか確認が必要です。
 
国産でも高機能ながらコストパフォーマンスに優れた製品もあるので、見積もりを
とってみるといいでしょう。実際にメール配信システムを選ぶときは、料金相場を参考にすると適正価格かどうか1つの判断となります。
 

保有する顧客情報も活用したい場合

保有する顧客情報を活用したい場合にもメール配信システムはおすすめです。
自社が既に保有している顧客情報は、会社にとってマーケティングに活用できる重要な資産。
メール配信システムを使えば、既存の顧客にも自動でメールを配信可能です。
 
そのためには、一斉配信機能やステップメール機能だけでなく、API連携機能による
顧客情報取り込みや、カラム追加機能を使い顧客ステータスを管理できるメール配信システムが
必要となるでしょう。
 
ここまで、どんな機能を備えたメール配信システムが必要なのか、それぞれの課題別に
解説しました。メール配信システムには多くの便利な機能がありますが、リーズナブルである分、基本的にはメールを中心としたシンプルな機能が搭載されています。
もし、メール配信システムを活用したマーケティングにより注力したいという場合は
リードの育成・選定ができるMA(マーケティングオートメーションツール)や
既存客との関係維持に強いCRM(顧客管理システム)の導入を検討するといいでしょう。
次は、実際に導入する際のステップを解説していきます。
 

メール配信システムの導入に失敗した事例

ここからは、失敗した事例をもとにメール配信システムを選ぶ際に陥りがちな
ミスをチェックしていきましょう。
 

サーバー原因による到達率の低下>

メール配信システムを導入した際によくある失敗事例として、サーバー側の原因により到達率が
低下することがあげられます。到達率とは、メールがユーザーの受信ボックスに届く割合のこと。到達率が低下するとメールを読んでもらうことができません。到達率が低下する理由は
いくつかありますが、システムベンダー側の信頼性を確認できていない場合に
起こりやすい現象です。
 
特に共有サーバーを利用しているシステムは、ユーザーの中に迷惑メールを送る業者などが
いた場合、IPアドレスが不正とみなされる恐れも。また、サーバが過負荷の状態に陥ると
到達率が低下するため、安定性の悪いシステムはおすすめできません。
 

受信する顧客への配慮が足りない

メール配信システムを導入しても、受信する顧客への配慮が足りない場合は良好な結果が
得られません。たとえば、メール配信時間がメインユーザーのメールチェック時間と
ズレている場合、開封率は低くなってしまうでしょう。これは運用する側の意識が低い場合に
起こりやすい失敗です。多くのビジネスマンはまず出勤時などにメールをチェックし
一方主婦の場合はお昼の時間帯などにメールをチェックする傾向にあります。
 
メインユーザーがメールをチェックする時間に配信をするのがベストなので
ユーザー象をきちんと想定し、ライフスタイルに配慮した上で配信時間を設定しましょう。
このように、メール配信システムの導入で失敗しないためには、送信する時間帯や
セグメントなどに工夫を凝らし、内容だけでなく適正な配信方法であるか検討するべきです。
 

失敗しないメール配信システム選びのためには

メール配信システムを導入して後悔しないためには大きく4つのポイントがあります。
 

使い勝手>

まず何より大切なのは、問い合わせをせずスムーズに使えるシステムを選ぶこと。
システムを導入してメール配信業務を効率化できたとしても、作業のたびにコールセンターに
問い合わせているようでは本末転倒です。
ほとんどのメール配信システムは2週間~1ヵ月の無料トライアル期間を設けているので
その間にひと通りの操作を試して使い勝手を確かめましょう。
 

サポート体制>

コールセンターなどのサポート体制ももちろん大切なポイントのひとつ。
あるメール配信システム開発会社に話をうかがったところ、外資などで
営業拠点と開発拠点が分かれている会社は問い合わせの回答に時間がかかってしまう
こともあるようです。不安な場合は本契約がスタートする前に一度問い合わせてみて
対応を確認しておくのがおすすめです。
 

契約期間

メール、特にメルマガの配信数は繁忙期などで変動するため、契約プランの内容によっては
配信リミットの半分も使い切れていないのに定額分の料金を請求されたり、逆に高額な
超過料金が発生してしまったりということがあります。できれば
1ヵ月から3ヵ月単位で契約でき、必要に応じて都度プランを変更できるシステムを選びましょう。
 

セキュリティ対策

クラウド型の場合も多くはAWSなどを使っているため、一定のセキュリティは
確保されていますが、大手企業への導入実績があるメール配信システムや、プライバシーマークを取得している会社が開発したシステムなら、より安心して利用できるのではないでしょうか。
 
今回ご紹介した内容をぜひみなさまの業者選びにお役立てください。
 
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