📅

デザイン制作を発注する手順

デザイン制作をする際の大まかな流れ・手順を事前に把握しておくとスムーズです。
おおよその流れを見てみましょう。

デザイン制作を依頼する前に〜事前準備〜

デザイン制作を依頼する前に、
事前に要件を整理したり、必要なものを準備したりしておくことが大切です。
依頼する前に準備しておくべきことは以下の通りです。
<依頼時に伝えるべきこと>
・デザインの種類(カタログ・ウェブバナーなど)
・デザインの形式、サイズ、点数、納品イメージ(データ引き渡し・印刷物納品など)
・デザインの用途、使用する媒体
・デザインで伝えたいもののイメージ・コンセプト
・納品期限
・おおよその予算
 
<依頼時に確認・用意しておくまたはデザイン会社に手配を依頼する必要があるもの>
・イメージに繋がる資料
・(あれば)既存のデザイン、修正したいポイントなど
・写真・ロゴ等の使用素材(商品カタログ・チラシなどの場合)
・著作権・商標権・肖像権等に関わる場合は各種必要書類・使用料など
 
この他にも、作りたいものによって必要なものが追加されたり、
お伝えしなければいけないことが出てきたりがあるかと思います。
そのような場合は必ず、契約書を締結するまでのお打ち合わせで確認をいたしましょう。
 

デザイン制作を発注する際の流れ

実際にデザインを依頼する場合はどのような流れになるのでしょうか。
デザインにより流れも変わるのですが、ここでは一般的なデザイン依頼の流れを見てみましょう。
<デザイン印刷を発注する場合>
1.業者選定・見積もり取得
2.商談・契約をする
3.企画・デザイン作成
4.デザイン校正を行う
5.データ引き渡し、または印刷後納品
6.アフターフォロー

 1. 業者選定・見積もり取得を行う

まずは作りたいものを明確にして要件に合う企業を選びます。
複数社を比較検討して、依頼したい要件を満たしてくれる会社を選びましょう。
この時見積もりを取得いたしますが、
例えば、オプション料金がかかる項目(修正が有料な場合などもあります)などについても
隈なく確認し、総額でどれくらいになるのかをチェックしましょう。
 

 

 2. 商談・契約をする

できるだけ具体的に要望をお伝えし、対応可否から整理しましょう。
見積もり項目の中身の確認・具体的なデザインの流れの確認も行います。
会社によって最終デザイン完成までのチェック回数が違っていったり、
素案の段階でデータをお渡ししたりしなかったりがあります。
また、大まかなスケジュールと納期にずれがないか、
データ引き渡しの方法やアフターフォローはどうなっているかなども確認してください。
 
この際に、自社の持つデザインイメージ・コンセプトをお伝えしたり、
デザイナーさんの過去の実績を確認させてもらったりするようにしましょう。
デザインはデザイナーさんによる部分が大きいので、
・しっかりと作りたいものを理解してもらえる
・イメージに近い、または素敵だと思える実績・デザイン案がある
・あるいは、イメージと異なるけれども納得できる提案をしてくれる
など、デザイナーさんとの関係を構築していけそうかも見極める必要があります。
商談の結果、納得ができるデザイン会社と契約を締結しましょう。
 

 3. 企画・デザイン作成

本格的にスケジュールを組んでデザインに取り掛かります。
まずは大まかなイメージを伝えるところから始まり、詳細を詰め、スケジュールを組みます。
 
ご依頼内容を詳細に詰める過程ではデザイナーさんから引き出してもらえることも多いですが、
口頭で伝える以上にデザインイメージを見せる方が伝わりやすいので、
・制作して欲しいデザインのイメージが伝わるような画像・イラスト・データ
・使用する用途がわかるようなサンプル(物でない場合はWebサイトURLなど)
を用意しておくとスムーズです。
 
スケジュールの組み方についてですが、できれば各進捗段階に合わせた期限を設置しましょう。
全体の納期だけでは、万が一修正が大きい・不足の事態が発生した時に納期を過ぎてしまいます。
余裕を持ったスケジュールを設置するだけでなく、
例えば、
・撮影がある場合は撮影日と予備日
・素案段階でをチェックする予定と期日
・構成が複数段階である場合は各段階での期限
などを事前に確認し、もし遅れが生じてもリカバリできるようにしておきましょう。
 

 4. デザイン校正

デザインは、最終のデザインが確定するまでに、確認と修正の作業があります。
例えばイラストの場合は
ラフ・素案→下絵(実線のみ)→色付け→背景と進んでいきます。
これが、文字や構成も含むデザイン、カタログ・パンフレット・チラシなどになれば
文字部分の校正・デザインそのものの校正なども行います。
また、ウェブバナーなどウェブ上のデザインも同様で、
レイアウト・フォント・カラーなどの確認も行いますし、崩れがないかのチェックも行います。
 
※数パターンを提示し、イメージに近いものを選択させてくれる企業もあれば、
修正回数に制限があったりする企業もいらっしゃいます。
商談・契約・スケジュール設定のいずれかの段階で校正の流れも確認しておきしょう。
 

 5.データ引き渡し・印刷後納品

この段階は「データで引き渡すか」「印刷後に引き渡すか」で流れが異なります。
データ引き渡しの場合は、最終チェックを終えて完了した場合は、
当初取り決めたデータの形式で引き渡されます。
※データの形式が希望と異なるものだった、
使おうと思った箇所で使えなかったなどを避けるため、
あらかじめ引き渡し方法は確認しておいてください。
 
一方、印刷や製本などを必要とする場合は、ここから印刷の作業に入り、
印刷完了後に納品されます。
印刷の流れはこちらを参照ください。
<納品時にすべきこと>
納品時に、必ず「最終確認したものになっているか」「点数に誤りはないか」
「納品形式(PNG・JPGなど)は問題がないか」など確認を行うようにしましょう。
 

 6.アフターフォロー

デザインは基本的には納品後ご依頼完了となります。
しかし、会社によっては、アフターフォローを行っている会社さんもあります。
事前にアフターフォローの有無については確認をし、
何かお困りのことがあれば相談をするようにしましょう。
 

いかがでしたでしょうか。
少しでも参考になる情報がありましたら幸いです!
アイミツCLOUDへのご依頼はこちらから