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DM発送会社を選定する際のポイント
DM発送会社を選定する際のポイントを解説します。
DM発送会社選びで失敗しないための準備
DM発送会社の選定で失敗しないための準備として最も重要なのは、
DM発送の目的・発送に関する要望を事前に明確にしておくことです。
DM発送会社の特徴は、大きく分け以下の3パターンに分けられます。
・値段が安く、価格で勝負している会社
・ノウハウ(作り方や書き方)が豊富な会社
・サービス(アンケート入力/封入封緘/切手貼り/地図制作等)が充実している会社
コスト削減や業務効率化を第一優先で行いたい場合は価格勝負の会社を選びましょう。
一方、売上周期の短縮、リピート率、継続購買意欲を高めたいなどの目的がある場合は、
実績が豊富であったり、サービスが充実した会社を選ぶ方が適しているでしょう。
DM発送会社選びの6つのポイント
1. 強みを見極める
まず重要なのは、依頼先の強みを見極めることですが、見極めるには判断基準が必要です。
判断基準となる「強み」を見極めるポイントをご紹介します。
- 得意とする発送数(規模)をチェックする
封入を手作業で行う会社は3万通未満の発送を得意としています。
反対に、大型機械を導入する会社は3万通以上の大口発送を得意としています。
自社の発送数に見合った規模の会社を選ぶようにしましょう。
- 特殊封入は可能か
・紙以外のノベルティ・サンプルを封入・同梱する場合
・規格外のサイズ、特殊な紙を使用する場合
手作業で封入を行う会社が好ましいと言えます。
また、裏表のどちらでも内容が確認できる透明封筒を使った発送も
「丁寧」かつ「柔軟」な作業が求められるため、手封入の方が安心と言えるでしょう。
特殊封入を検討の際は、封入作業は手作業か、どのような体制で行うのか確認しましょう。
- 送付先(宛名)リストは保有しているか
送付する営業先リストが手元にない場合は、リストのある業者を選定しましょう。
・リストのレンタルを行っているか
・情報数が豊富か
・ターゲットを細かく設定できるか
・定期的なメンテナンスにより情報の鮮度を常に保っているか
ターゲットの新規開拓には不可欠な事項をしっかり確認しま しょう。
- 反応率(レスポンス率)や回収率を上げるためのノウハウがあるか
集客や売上の向上を目指したい場合、提案をくれる会社を選ぶことが大切です。
・反応率を狙ったキャッチコピーの書き方
・アンケート形式のDMの回収率を上げる方法
などアドバイスを受けると良いでしょう。
これまでにそういったDM発送の実績があるかなども重視してください。
2. 不達報告サービスに対応可能か
発送の精度を上げるためにも不達報告サービスは重要です。
DMを発送した際に、送付した件数、到着した件数、不達だった件数は報告してほしいものです。
会社移転、廃業、担当変更・異動・退職など、以前のリストが有効でないケースは多々あります。
最新のリストでない場合は、反響率ダウンに繋がるため、更新できる体制を整えましょう。
リストレンタルの際は、DM発送会社が定期的にスクリーニングをしているかも確認ください。
3. 一括で業務委託が可能か
発送作業だけでなく、トータルに依頼が可能かどうかはDM発送会社選びの大きなポイントです。
委託する業務範囲は多岐にわたります。
デザイン(テンプレート、ひな形、完全オリジナル)からのデータ入力、
パンフレットやチラシの封入作業、宛名印字…
特に、封入作業・宛名印字・発送を一括で行ってくれる会社はおすすめです。
一括の場合、変更・トラブルへの対応がはやく、業務負担を軽減できる可能性が高まります。
また、業務負担の軽減だけでなく、コスト面の大幅なカットも期待できます。
4. 顧客対応が丁寧か
DM発送会社の顧客対応力は需要なポイントです。
<チェックのポイント>
- 専任担当者がつくか
- 問い合わせメールの返信は早いか
- 進捗状況を細かく連絡してくれるか
- DMの誤字脱字は無料で指摘してくれるか
スムーズなやり取りを行うためには専任担当者の有無はとても重要です。
「電話するたびにはじめから説明しなければいけない」
「前に話した内容が伝わっていない」
など、トラブルの原因になりかねません。
専任担当者のつかない会社を選ぶ際は、上記でご紹介した2~4に問題が無いか
また納得できるサポート体制があるかを確認するようにしましょう。
5. セキュリティ対策は万全か
安心して任せられるセキュリティ体制かどうかも重要です。
取引実績数などで信頼がおける企業か確認をする他に、
重要なのが「発送伝票」のコピーをもらえるかどうかです。
「発送伝票」は本当にDMが発送されたかどうかの証明にもなります。
依頼前に必ず伝票のコピーがもらえるか確認し、
受け取った際には「業者名」「日付」「量」「印」も必ず確認しましょう。
また、営業先リストを持ち込む場合は、大切なお客様の個人情報を渡すことになります。
情報漏洩による損失、信頼の失墜、企業の存続にも関わります。
正しく情報管理が行われているかどうかは非常に重要なので、管理体制の確認と、
プライバシーマーク取得業者であるかどうかもあわせて確認するようにしましょう。
6. 見積もり内訳に不明瞭な点がないか
主要項目をチェックして、見積もりの内訳を把握することも大切です。
DM発送の主要項目としては下記があります。
<DM発送の主要見積もり項目>
・送料・封入、封綴じ、差出作業代・宛名ラベル、宛名ラベル印字、宛名ラベル貼代
その他、
・封筒代:封筒の準備を依頼した場合
・リストレンタル代:発送リストをレンタルした場合
などが別途必要になります。
内訳を確認し、全て納得のいくものかどうかをチェックするようにしましょう。
安いだけで品質がともなっていなければ意味がありません。
項目を絞り料金比較をする・見本を作成しおおまかなコストを確認することも大切です。
まとめ
今回はDM発送会社の選定ポイントと注意点についてご紹介しました。
DM発送会社を選定する際は、
自社が依頼したいDM発送の目的や要望と依頼会社の強み・得意分野と合致しているのか
自社にノウハウがない場合、依頼会社は企画力・提案力を強みとしているか
アフターフォロー・セキュリティ対策は充実しているか
見極めるようにしましょう。
また、そうは言っても自分で探すのは難しい…
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いかがでしたでしょうか。
少しでも参考になる情報がありましたら幸いです!