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税理士・会計士を選定する際のポイント

税理士・会計士の依頼先選びで失敗しないためには、どんな準備を行う必要があるのでしょうか。
自社と相性がよい税理士・会計士を見つけるポイントを是非参考にしてみてください。

税理士・会計士の選定ポイント

依頼したい内容とマッチしているか

税理士・会計士に依頼をしよう、となった場合、依頼したい内容が依頼先に合うのかは大切です。
税金にさまざまな種類があるように、税理士にも得意・不得意分野があるのです。
こちらに記載した通り、各税理士のタイプと貴社の依頼内容がマッチするのか、
見極めてから依頼するようにしましょう。
中には、依頼内容に応じて、専門分野の知見を得てから税理士を選べるよう、
無料相談を設けている税理士も多く、そのようなサービスも積極的に利用すると良いでしょう。
また、
・役員報酬の相談や経理部の強化など相談する案件が多ければ規模の大きい税理士法人
・特定の税理士に相談したい・固有のアドバイスが欲しい場合は小規模の税理士事務所
のように、スタッフの人数や相談内容に応じた選び方もあります。
また、専門職である特性上、
・経験年数 ・専門分野(法人税、消費税、所得税、相続税など)・過去の実績
は重要な選定のポイントになります。
気になる場合は過去の実績をヒアリングしてみましょう。
 
税理士と公認会計士の違いと選び方>
税理士と混同しやすい士業のひとつに「公認会計士」が挙げられます。
両者の違いはこちらに記載していますが、
税金のエキスパートが税理士、会計や監査の専門家が公認会計士です。
公認会計士は届出をすれば税理士登録ができるため、税理士業を兼業することも多いですが、
そもそもの専門性が異なるため、
・税理士・会計士を兼業している方
・税理士のみ・会計士いずれか片方のみを業務としている方
どちらに依頼したらいいかが悩ましいところですよね。
これは、依頼範囲に応じて考えると良いでしょう。
あくまで税金関連が中心である場合は税理士へ、
包括して財務状況なども相談したい・監査もお願いしたい場合は兼任されている方へ、
など目的に合わせて依頼できると良いですね。

料金体系表など、費用の基準となるメニュー確認する

費用体系に透明性をもたせている税理士を選ぶようにしましょう。
企業や個人の納税額は、税理士の働きによって変わってくる場合があります。
単に費用の安さだけで判断すると、結果的に損をすることにもつながりかねないので、
見積もりの内容だけで選ばず、税理士の能力を重視するよう心がけてください。
 
その上で、費用体系の透明性は非常に重要です。
・費用表の提示がなく足元を見て費用請求をされた
・想定外の追加費用を求められた
などのトラブルは避けたいですよね。
月次決算、年次決算、記帳代行、年末調整、確定申告、給与計算などの主要な業務についても
顧問料金内に含まれるケースと含まれないケースがありますので、
必ず依頼したいと検討している各税理士のサービス範囲を確認してください。

親身になってアドバイスをしてくれるか

税務手続きや監査以外の部分で、気にしておきたい点が「親身になってくれるか」です。
税理士・会計士の中には、顧問として有益な助言をしてくれるところもあります。
また、特定分野における助成金などの知識がある税理士であれば、
税務手続き以外の部分でサポートをしてくれ、事業全体の費用を抑えることも可能です。
税務手続きをしっかり行ってくれることは当然ですが、
・節税 ・余裕のある決算対策 ・資金繰りの相談 ・経理部の育成
など、さまざまな提案力も選択基準に加えたいものです。
積極的にアドバイスし、傾聴姿勢にも優れている税理士は、力強い味方となるでしょう。

自社環境(会計ソフトなど)との親和性

いくら能力に優れていても、
・使用したことのない会計ソフトを求められる
・全て手書きまたは全てソフトの書面でその方法に慣れていない
などでは能力を発揮できないことがあります。
自社の会計管理と親和性があるかを事前に確認するようにしましょう。
自社がの使用しているソフトに対応できる税理士なら、情報共有も比較的楽に行えます。
 

いかがでしたでしょうか。
少しでも参考になる情報がありましたら幸いです!
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