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Web広告の費用相場

このページでは「Web広告の費用相場」を分かりやすく解説いたします。
Web広告と一口に言っても、その種類や宣伝方法は多種多様で、
算出方法も費用相場も、それぞれの広告手法により異なってしまいます。
そこで今回は主要な6つを取り上げて費用算出方法・相場を見ていきたいと思います。
広告の特性や費用算出方法を把握した上で自社に最適なWeb広告を選択していきましょう。

Web広告の算出方法

Web広告の算出方法はいくつか種類がありますので、主要な算出方法を見てみましょう。
・クリック課金:
クリック課金の場合は、その広告がクリックされた時点で費用が発生します。
クリック単価が設定されていて、コンバージョン・コンバージョン率*に応じて算出されます。
・インプレッション課金:
インプレッション課金の場合は、その広告が表示されたのみで費用が発生します。
一定回数ごとに加算されるのが一般的。
例えば、1,000回表示ごとに課金される場合が多いでしょう。
・再生課金:
再生課金型の場合は、動画などが再生されると費用が発生します。
30秒以上の再生・30秒以下の動画なら全て再生された時点で課金、などルールがあります。
※コンバージョン・コンバージョン率についてはこちらをご覧ください。

リスティング広告の費用相場・算出方法

リスティング広告は、GoogleやYahoo!JAPANなどの検索画面に表示される広告です。
検索されたワードに基づいて広告も変わるため、「検索連動型広告」とも呼ばれています。
<算出方法>
クリック課金
・それぞれのキーワードのクリック単価
・広告がクリックされた回数
例えば、
・クリック単価が100円
・目標とするコンバージョン数は10件、コンバージョン率は1%
上記の場合、100円×100クリック×10コンバージョン=10万円が費用として算出されます。
<相場>
1クリックあたり10〜500円ほどが相場
リスティング広告の予算…20〜30万円程度
Googleのリスティング広告は最低金額1,000円から配信でき、気軽に始められますが、
費用はクリックされるごとに増えていくのである程度の予算が必要になります。

ディスプレイ広告の費用相場・算出方法

GoogleやYahoo!JAPANなどの提携サイト・サービスに表示させることのできる広告です。
ディスプレイ広告なら画像や動画も活用することができます。
<算出方法>
・クリック課金やインプレッション課金などが中心
・単価はオークション形式で決定される
・それぞれのキーワードのクリック単価または表示回数に応じて算出
※競合数が多い場合や競合が高値で出稿している場合には単価が自ずと高額になります。
<相場>
クリック課金の場合:1クリックにつき50〜100円ほど
インプレッション課金の場合:1,000回表示につき数十円〜数百円ほどが相場
ディスプレイ広告の予算…20〜50万円程度(毎月)
※商材・マーケティング戦略に応じて柔軟に変更することが重要になります。
先に説明した通り、競合数が多い場合は高額になり、
状況によっては先に説明した平均費用より高くなることもあるため注意しましょう。

リターゲティング広告の費用相場・算出方法

以前訪れたユーザーに対し、他サイト閲覧時に広告を配信し、再度アプローチするものです。
<算出方法>
ディスプレイ広告同様
・クリック課金やインプレッション課金などが中心
・それぞれのキーワードのクリック単価または表示回数に応じて算出
・単価はオークション形式
※競合数が多い場合や競合が高値で出稿している場合には単価が自ずと高額になります。
<相場>
クリック課金の場合:1クリックにつき100円以上
インプレッション課金の場合:1,000回表示につき10円以上が相場

動画広告の費用相場・算出方法

動画広告は、主にYouTubeなどで配信されている動画形式の広告。
スキップできるもの・できないものもあれば秒数が決められているものもあるなど、
動画広告の中でもさまざまな配信方法が用意されており、それによって費用も変動します。
<算出方法>
・多くの動画広告が再生課金型を採用
・1再生あたりの単価×再生数で算出
・30秒以上の再生・30秒以下の動画の場合には最後まで再生された場合のみ課金されるなど、
きちんと動画が再生されない限りは課金されない仕組みとなっていることもあります。
バンパー広告*の場合:インプレッション課金を採用
・再生時間に関係なく1,000回表示されるごとに課金
バナー広告に動画を用いた場合:クリック課金のケースもあります。
<相場>
再生課金型の場合:1再生につき10円以上が相場
他の広告よりもクリエイティブの作成にコストがかかるため、
広告費用のみならず制作費もきちんと用意するよう注意しましょう。
<用語解説>
バンパー広告:You Tubeで採用されている、再生時間が6秒以内の動画広告です。
       動画冒頭で表示され、スキップできないので、認知度UPに効果的です。

アフィリエイト広告の費用相場・算出方法

アフィリエイト広告は、数あるネット広告の中でも成果報酬型を採用している点が特徴です。
アフィリエイターのブログやWebサイトで広告を展開してもらいます。
<算出方法>
・初期費用・月額費用・成果報酬・手数料で構成される
・月額費用のほかに成果報酬がかかり、報酬額に応じて手数料は変動する
・報酬額を高めに設定すると手数料が高くなり、低くしすぎると競合に負けてしまう可能性がある
例えば、成果報酬が1件あたり1,000円で10件発生した場合:
・1,000円×10件=1万円がアフィリエイターへの報酬額
・1万円×30%=3,000円がASPへの手数料
(アフェリエイターへの報酬額+ASPへの手数料)=合計1万3,000円
<相場>
成果報酬:ECサイトで購入1件につき1,000円・資料請求1件あたり1,500円、など
ASPに支払う手数料:30%ほどが相場
初期費用(ASP登録費):5万円程度 ※無料のASPも有
月額費用:3万〜5万円程度 ※無料のASPも有

SNS広告の費用相場・算出方法

SNS広告はテキストだけでなく画像や動画も活用でき、拡散力による広告効果が見込めるなど、
多くのメリットのある媒体の1つです。
それぞれ費用相場が異なるので、1つずつ見ていきたいと思います。

Twitter広告の場合

<算出方法>
課金方法が多様にあるのが特徴です。
クリック課金・インプレッション課金・フォロー課金・エンゲージメント課金など
<費用相場>
クリック課金の場合:1クリックで24円~200円程度
インプレッション課金の場合:1,000インプレッションごとに400円~650円程度
フォロー課金・エンゲージメント課金:フォロー/エンゲージメントあたり40〜100円程度
アプリインストールを狙った広告の場合:インストールされるごとに100〜250円程度
再生数課金制を採用する場合:再生されるごとに5~20円が相場

Instagram広告の場合

<算出方法>
クリック課金・インプレッション課金・動画視聴課金・インストール課金
<相場>
クリック課金の場合:1クリックあたり40〜100円程度
インプレッション課金の場合:1,000回表示ごとに500円〜1,000円程度
動画広告を用いる場合:1回の再生につき4〜7円程度
アプリインストールを狙った広告の場合:インストールされるごとに100〜150円程度が相場

Facebook広告の場合

<算出方法>
クリック課金・インプレッション課金から選択可能
<相場>
クリック課金の場合:1クリックあたり100〜200円程度
インプレッション課金の場合:1,000回表示されるごとにつき100〜500円程度が相場

LINE広告

<算出方法>
クリック課金・インプレッション課金
・画像を用いた広告の場合はクリック課金
・動画広告を採用している場合にはインプレッション課金
<相場>
クリック課金:24〜200円程度
インプレッション課金:1,000回表示されるごとに400〜650円程度

TikTok広告の場合

<算出方法・相場>
起動画面広告・インフィード広告・ハッシュタグチャレンジ・運用型広告
の4パターンから広告手法を選べるのですが、課金方法が異なるため注意が必要です。
起動画面広告・インフィード広告について見てみましょう。
・起動画面広告起動画面広告:
1日1社限定と枠の確保が非常に難しい広告です。
TikTokアプリを開くたびに広告が表示され、インプレッション課金型によって費用が発生します。
1,000回表示されるごとに770円程度、約500万円ほどの費用が発生
・インフィード広告一方インフィード広告:
他の投稿に紛れるような自然な形で広告を配信することができ、
「TopView」「Brand Premium」「OneDayMax」の3プランから選択可能。
・Brand Premiumであれば42万円より
・OneDayMaxなら300万円より
・TopViewなら625万円より

Web広告で価格差の出る理由と仕組み

いくつか代表的なものについて平均価格・相場について紹介してきましたが、
それぞれの広告やプランによって価格差が出るのはなぜなのでしょうか。
価格差が出るもっとも大きな理由としてあげられるのが、広告の表示頻度です。
例えば、TikTokの起動画面広告のような必ず表示される広告の場合、
広告の表示頻度が非常に高いことから、どうしても広告費は高くなります。
 
また、広告費とは別に、クリエイティブ制作にコストがかかってしまう場合も少なくありません。
既存のCMやポスターなどを活用して広告を制作する場合には問題ないですが、
動画・バナーを1から制作するという場合には費用が膨らむので注意が必要です。
 
いかがでしたでしょうか。
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