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編集プロダクションについて

そもそもで「編集プロダクション」の意味はなんとなく何かを作り出すのだと思うものの、
何を作るものなのかがわからない、そんな方が多いのではないかなと思います。
そこでこのページでは「編集プロダクション」について解説をいたします。

編集プロダクションとは

「編集」「プロダクション」の意味

「プロダクション:production」を辞書で引いてみますと、
「①つくり出すこと。制作。生産。  ②映画やテレビ番組、出版物などの制作会社。プロ。  ③芸能人や事業を行う組織。プロ。」
参考:大辞林4.0
と出てきます。
つまり、「何かを生み出す・作り出す」作業がプロダクションで、
その作業を行うプロがプロダクション会社ということになりますね。
一方、「編集」を辞書で引いてみますと
「一定の方針のもとにいろいろな材料を集めて新聞・雑誌・書籍などを作ること。またその仕事。映画フィルム・録音テープなどを一つの作品にまとめることにもいう」
参考:大辞林4.0
と出てきます。「まとめる作業」を指しているということになります。
つまり、「編集プロダクション」は「何かを作りまとめること」になるのですが、
「何かを」という部分がかなり幅広くなってきます。
たとえば、新聞の記事を作りたい、本を出版したい、と考えたときに、
ただ、内容を書いてまとめあげれば出来上がるわけではありません。
ライティング作業だけではなく、そこに適切な写真をつけたり、図解をつけたりすることもあり、
それ以外に広告や販促に繋がる情報・協賛など必要に応じた情報も盛り込むことが必要です。
「ただ作り、まとめあげる」のではなく「素材を集め、情報を整理し、全てを一つにまとめる」
これが編集プロダクションです。

アイミツCLOUDカテゴリとしての「編集プロダクション」

上記でなんとなく「何かを作り、まとめあげる」ということは伝わりましたでしょうか?
さて、この「何かを」について連想するものはきっと人によって違うのではないかと思います。
  • Webコンテンツ
  • 動画・映像
  • 雑誌や漫画、書籍
  • パンフレット・チラシ・会報誌などの紙媒体
どれを作り生み出す作業も「編集プロダクション」なのです。
アイミツCLOUDの「編集プロダクション」カテゴリーは
  • Web媒体
  • 紙媒体
どちらの編集プロダクション作業も含んでいます。
※動画・映像は「動画制作」になります。
<アイミツCLOUDの「編集プロダクション」に含まれる項目>
 
たとえば、ホームページの更新も、紙媒体の作成も、
ホームページ制作会社や出版社、デザイン・印刷会社、入力会社などに断られてしまった…
そんな時に「作り出してまとめる」ことに特化した会社だったら受け入れてくれるかもしれない、
それがアイミツCLOUDの「編集プロダクション」カテゴリーです。

編集プロダクションと出版社の違いとは

編集プロダクション会社と出版社の違いは「対応範囲」です。
 
編集プロダクション会社:
  • 引き受けた依頼に対して、必要な情報を取りまとめ、作品・コンテンツを作り出す
  • 「作りだしまとめる」ことに特化しているのでそれ以外の付随業務を行わない
 
出版社:
  • 自社で編集プロダクションに関わる全ての業務を行う
  • 生み出したものが売れるよう、宣伝・販促作業も行う
つまり、「作ること」を目的にしていて、それ以外の広告業務は含まないのが
一般的な編集プロダクション会社になります。

編集プロダクションの依頼先・業務

編集プロダクションの依頼先

 1.編集プロダクション会社

編集プロダクションをメイン業務として行う「編集プロダクション」のための会社です。
後ほど記載しますが、編集プロダクションの作業工程の中には、さまざまな作業があります。
企画立案者・ライター・イラストレーター・デザイナー・カメラマン・校正スタッフ・編集者…
さまざまポジションの人たちが関わるのですが、自社内に抱えている会社もあれば、
外部の事務所などに幅広いネットワークを持っている会社もあります。
自社で全てを探すのはとても大変ですし、何もツテがないところから有名作家・有名デザイナーに
依頼をすることは通常できません。
編集プロダクション会社はプロですので、依頼したい専門家につながっている可能性もあります。
また、具体的な依頼してみたい方がいるのではない場合でも、
  • 業界の専門知識を持ち合わせたライターに依頼したい
  • コンセプト・ブランディングイメージにあうテイストが得意な方を探してほしい
なども相談できる可能性があります。一度問い合わせをしてみると良いでしょう。

 2.フリーランス

例えば、フリーの編集者・フリーライター・フリーデザイナー…
どの分野も専門性が高いので独立し専門のフリーランスとして活動されている方がいます。
記事の内容に適した経験や実績を求める時、独自性の高いフリーランスへ依頼する手もあります。
フリーランスの方へ依頼する場合は、
  • 組織立って活動しているわけではないので、業務のキャパシティは小さい
  • 必ず求める時期に依頼に応じてくれるわけではない、頼めないこともある
  • (独立したてで実績を積みたい方など)やや専門でない業務でも受ける方もいる
  • 万一のトラブルの時、相互間で解決する必要性がある
という点に注意しましょう。

編集プロダクションの業務内容

編集プロダクションと一言にまとめた中には下記のような作業が含まれます。
  • 企画立案
  • 素材集め
  • 編集作業
  • 分析
それぞれ詳しく見ていきましょう。

 1.企画立案

依頼者の求める企画・コンテンツのターゲットに支持される企画の立案は、
編集プロダクションの中でも大切な仕事と言えるでしょう。
この土台の部分がうまくいかなければコンテンツは成功しません。
どんな切り口が良いのか、その企画を実現するには何を準備する必要があるのか
下調べやインタビュー、リサーチなどの手配をどうするか
などをこの段階で少しずつ掘り下げて決定していきます。

 2.素材集め

企画が決まれば、必要な素材を集める必要があります。
取材を伴う場合は取材を、インタビューやリサーチ・分析が必要であればその作業を、
デザイン・イラストなどの手配が必要であればその手配も行います。
全てを編集者が行うことは稀で、業務の分担先を手配し、集めていく作業を進めていきます。

 3.編集作業

2で集めた素材をまとめ上げ、原稿・コンテンツを仕上げていきます。
バランスを考えながら、全体のレイアウトを作っていきますが、それだけではなく、
ライターの書いた文章なら校正・閲覧・ファクトチェックを行ったり、
デザイン・イラストの権利関連の確認を行ったりもします。
全体的なレイアウトについても、コンテンツの内容だけをチェックすれば良いのではなく、
どんな構成だったら読みやすく伝わりやすいのかを考えて作り上げていきます。

 4.分析

コンテンツを生み出し、依頼主のもとに届けて完了するものもあれば、
Webコンテンツなどでは公開後のPV数・SNSでの反応などの成果を確認するものもあります。
リライトを含む仕事や継続性のある仕事の場合は、分析をもとに次へと繋げていくので、
公開後のこの工程が次の1~3のサイクルを回すためにも重要になっていきます。

編集プロダクションに関わる職種

<Webコンテンツ>
  • コンテンツライター
  Web媒体のコンテンツの執筆を中心に活躍するライターです
  • SEOライター
  SEO(検索エンジンに評価されランキング上位に表示されるための施策)を意識し
  SEOを理解してランキング上位に表示されることを優先して執筆するライターです
 
<紙媒体のライティング>
  • 紙媒体ライター
  雑誌・書籍などの執筆を中心に活躍するライターです
  • 取材ライター
  インタビューや取材を行い、その内容をまとめるのが得意なライターです
  • シナリオライター
  ドラマ・映画・ゲームなどのストーリーを作るライターです
  • コピーライター
  商品・サービスの宣伝に特化したライターです
  • コラムニスト
  ニュースや題材に対してのコラムをライティングします
  主観・客観的事実を交えながら解説するライターです
  • エッセイスト
  自身経験・感性をもとに随筆文を作るライターです
 
<ライター以外>
  • 校正・校閲者
  印刷物などの色合いやレイアウトの不備、
  原稿内の誤字・脱字や誤用を出版前に修正する仕事です
  • 編集者
  本・記事などの制作について企画、出版やサイト掲載までの工程の管理を行う仕事です 
 

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