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アプリ開発会社を選定する際のポイント

アプリ開発会社は全国各地に多数存在しています。
どこに依頼すればいいのか分からないと悩まれる方がたくさんいますので、
アプリ開発会社を選ぶときのポイントを考えてみましょう。

アプリ開発の外注先選びのポイント

1. 委託範囲を明確にする

どこまでを自社で行い、どこまでを開発会社に委託するのかを明確にすることで
適した会社・業者を絞り込みます。
委託範囲が明確であれば、見積もりと実際の費用の乖離も起きにくくなります。
大きく6つに分けられる委託範囲をまずは明確にします。
<アプリ開発外注の委託範囲・公開までの流れ>
1企画システムの実現性や集客の方法を勘案して企画書・契約書を具体化する。
2設計企画をさらに深く掘り下げたアプリケーションの要件定義を行い、仕様書を作成する。また、工数や予算(コスト)の見積もりもこの段階で行う。
3デザインデザイン素材やレイアウトを作成する。 費用を抑えるため無料の著作権フリー素材の使用も検討する。
4サーバ構築機能に応じてサーバ構築・運用を行う。
5プログラミング設計に従ってプログラミングを行う。
6OS対応・ストア登録iOS、Android、WindowsなどOSに合わせ、AppStoreやGooglePlayなどへの登録を行う。

2. アプリ開発会社の強みと規模を把握する

何を求めるのか、業者に強みも把握しながら選択することが重要です。
アイデア力、技術力、開発スピード、デザイン力、対応力、値段…会社によって強みは様々です。
複数の強みを持った業者もあれば、いずれかに特化している業者もあります。
自社が必要としている委託範囲と照らし、適したメーカーを選択するようにしましょう。
<アプリ開発会社の強みの例>
アイディア力・個性を打ち出したアイデアがある ・アプリならではの機能性を活かすアイディアがある ・自社企画のアプリや過去の受託実績アプリがストアランキングに入っている ・DL件数が伸びている ・求めているアプリに近い実績がある など
技術力・豊富な開発実績や専門分野がある ・マルチプラットフォームに対応している
デザイン力・優れたアイコンイメージや画像デザインができる ・ターゲットに合わせたテイストを出せる
開発スピード・類似アプリの開発経験がある ・納期に間に合う体制がある
対応力・要望に合った保守体制・運用ができる
値段・料金・満足できるクオリティを保ちつつ、開発費用を抑えられる
 

3. 業者の規模による違いを考える

業者の規模は大手から中小企業、フリーランス・個人事業主まで数多く存在します。
一概に大手のほうが優れているということはありません。
サービス内容・過去の実績などを幅広く比較して検討することをおすすめします。
大規模案件の場合はコンペなども視野に入れ、一括見積もりを取ることも有用でしょう。
<業者の規模による違い>
大手開発会社
 ・大企業は技術力が高く実績も豊富で、開発遅延のリスクが少ない
 ・アプリ製作費が高くなる傾向にある
中小開発会社・ベンチャー
 ・大手に匹敵する優秀な技術力を持つ業者も存在する
 ・大手に対向するために、特定分野に特化していたり、サービスを工夫している業者も
フリーランス、個人事業主
 ・高い技術力を持つ個人事業主も多い
 ・何より単価が圧倒的に安い
 ・大型案件に対応することが難しい
 ・開発断念・遅延のリスクは法人よりも大きい

4. 開発体制とアフターフォロー体制を事前に確認する

アプリ開発会社の開発体制がどのようになっているかは必ず確認しましょう。
特に大手企業にると、
・企画設計は内部
・デザインやプログラミングは外注(アウトソーシング)・請負(業務委託)
ということが多くなります。
外注先のクオリティが低く、満足なものができなかった、という失敗は避けたいものです。
・デザインやプログラミングは内部の技術者が対応するのか
・外部へ外注・請負依頼をする場合は外注先の技術クオリティに問題ないか
を確認するようにしましょう。
開発体制でコスト・納期に直結するポイントとして、「オフショア開発」*への対応があります。
<用語解説>
オフショア開発:アプリ開発を海外(インドやベトナムや中国が中心)で行うこと。
<メリット>
・開発にかかる経費・コストを国内相場よりも抑えられることが期待できる
<デメリット>
・国内開発ほど柔軟な対応は困難
・開発のリードタイムが長くなる
・大型案件でないとコストメリットが感じづらい
リリース後のアフターフォローについても確認することが大切です。
・リリー ス後はどのような運用・保守契約があるのか
・費用はどうなるのか
・リリース後の不具合にはどのように対応してくれるのか
などを必ずチェックしましょう。
見積書にアフターフォローについての記載も依頼するのがおすすめです。

5. 費用体系、見積もりの妥当性を確認する

費用の高い・安いはクオリティーと比例しないことを頭に入れておいてください。
アプリ開発業者の費用は一般的に人月計算です。
大手企業は単価が高く、中小になるほど安くなる傾向にあります。
高ければ優秀というわけではなく、反対に安ければクオリティが低いとも言い切れません。
企業一覧からある程度自社に適した業者を絞り込んだ上で複数社の見積もりを取得し、
気になる企業の担当者と商談をしてみてください。
また、
・どのようなときに追加費用が発生するのか
・保守契約にかかる費用はどのくらいか
などを確認し、トータルの金額をチェックするようにしましょう。

まとめ

今回はアプリ開発会社の選定ポイントと注意点についてご紹介しました。
アプリ開発会社を選定する際は、
・自社が制作したいアプリの内容と依頼会社の強み、得意分野とが合致しているのか
・企画力・提案力などの強みがあるか
・業者の規模はどうか
・開発体制・アフターフォローは充実しているか
・見積もりは妥当か
などを見極めながら選定しましょう。
 
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いかがでしたでしょうか。
少しでも参考になる情報がありましたら幸いです!
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