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求人広告の平均費用と料金相場

求人広告の費用体系

求人広告の費用体系は各媒体によって異なります。主な費用体系は以下の通りです。

無料:

完全無料型

完全無料型の場合は、一切費用がかかりません。
無料で利用できるため、多くの企業が利用します。
しかし、求人を出す企業の数が多い=採用難易度は高いので、
そもそも条件が厳しい求人などは完全無料型のみで採用に至るケースは少なくなります。
主な媒体:ハローワーク、大学・学校の就職センターなど

有料:

一部無料型

一部無料型は、必ず費用が発生するわけではないものの、ある条件では有料になるものです。
クリック課金・応募課金など、応募者がある決められた行動をおこなった場合や
掲載の一部オプションが有料など掲載の一部分が有料契約など
条件を満たした場合に広告の依頼主へと請求が発生するものです。
主な媒体:求人検索エンジン、求人サイトなど

先行投資型

先行投資型は、広告掲載の契約をした時点で費用が発生するものです。
例えば広告枠を買い原稿を掲載してもらう場合、広告枠を買った時点で費用が発生します。
この広告枠は掲載エリア・枠の大きさ・写真の点数・記事ボリューム・デザインの有無・
スカウト(オファー)メール機能・上位掲載機能などで料金が変動します。
  • 全国版の広告の費用がエリア別より高い
  • エリア同士でも首都圏の方が地方圏より高い
など、掲載したい内容によって価格は変わってくるでしょう。
同時に複数人を採用する大量採用では一人当たりの単価が安くなることもあります。
主な媒体:求人サイト・情報誌、新聞広告、折込チラシなど

成果報酬型

成果報酬型は、採用という成果が確定した場合に費用が発生するものです。
採用が決まるまでは費用がかからない・低価格であることがほとんどなので、
コストを抑えたいけれど良い人材を妥協せず探したい場合などに用いられます。
媒体により、広告開始時に初期費用や導入費用がかかる場合もありますので注意しましょう。
主な媒体:求人サイト・情報誌、人材紹介、リファラル採用、ダイレクトリクルーティングなど
<応募者から費用を取ることはできないの?>
就職を希望する者から手数料を徴収することは法律で禁止されています。
その為応募者から料金・手数料を取り支払うことはできません。
また、求人広告側のサービスとしても応募者からの費用徴収を行うサービスはありません。

求人広告を依頼する場合の費用相場

次に求人広告の費用相場を紹介します。

求人広告の掲載料の相場

パート・アルバイト :1~10万円程度
中途採用:15~50万円程度
新卒採用:40~100万円程度
※1回の掲載あたりの費用相場になります。
求人広告を求人サイト・求人情報誌・新聞・チラシなどに掲載する場合、
おおむね上記が相場になってきます。
  • 金額の差は媒体個々の値段の差がある
  • 同一媒体内でもエリア・プラン等で差がある
  • ターゲット、採用規模に応じて値段が変動する
などを念頭に置いて採用活動を行いましょう。

求人広告の予算相場

求人広告の予算:267.7万円 ※従業員数1000名以上・中途採用の場合
求人広告の予算は、従業員数1,001名以上が267.7万円。 予算200万円以上は、『金融・保険・コンサルティング』となった。
マイナビ調べの中途採用状況調査2022年版では上記のようなレポートが掲載されています。
また、
中途採用費用全体の増減としては「増えた計」が29.1%、減った計が18.6%。 「増えた計」が「減った計」よりも多くなったのは『人材紹介』『求人広告』『ダイレクトリクルーティング』『求人検索エンジン』
とも記載があり、23.2%が「求人広告費」の増加を報告されています。
求人広告の費用対効果は「広告費用÷採用した人数」で算出できます。
1人あたりの求人広告費(費用対効果)=採用単価にも目を向けてみましょう。

採用単価の相場

アルバイトの平均採用単価…「約6.4万円」
パート採用(主婦層)の平均採用単価…「1万円~4万円以下」
参考:しゅふJOB
主婦の場合、学生アルバイトと比べ離職率が低い点が採用単価を下げている部分もあるでしょう。
長期的に見て採用コストを回収しやすいとも言えます。
 
正社員中途採用の平均採用単価…84.8万円
正社員採用の場合は、従業員規模・上場未上場・業種などによって変動しますが、
就職白書2019(株式会社リクルート)によると、おおよそ84.8万円が相場ということのようです。
最新版の就職白書に中途採用の採用単価について記載がないため、多少の変動があるかもですが、
アルバイト・パートと比べかなり高額なことに変わりはないでしょう。

中途求人広告実績費用の相場

中途採用実績相場(1年間)…平均127.7万円
年間予算平均が137.1万円であるのに対し、平均実績は127.7万円と予算を下回っています。
同調査の中では従業員数別・業種別・採用窓口エリア別と切り分けられているのですが、
どの分野も平均は下回り予算内におさまっている企業が多い状況です。
しかし、
予算に対する実績では、『メーカー』で16.6万円、『商社』で27.3万円、 『運輸・交通・物流・倉庫』で71.6万円それぞれ予算よりも多く費用を要している
と抜き出して記載があるように、業種によっては予算を超過しているようです。
人材難が続く業種では他業種と比べ採用の工夫が必要になってくるかもしれません。
 

いかがでしたでしょうか。
少しでも参考になる情報がありましたら幸いです!
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