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アプリ開発を発注する際の成功のコツ

アプリ開発を外注する際のトラブル事例をご紹介します。
トラブル事例から回避方法を考え、成功へと繋げていただけたらと思います。
また、後半ではスマホアプリについて、対応OS別のポイントをご紹介いたしております。
こちらもぜひ参考になさってください。

アプリ開発会社とのトラブル事例・対策

1. 後から追加費用を請求されてしまった

着手後に機能追加や変更が生じると、追加費用が発生したり、納期が延びる可能性があります。
<対策>
発注前の落とし込みや確認を徹底し、発注後の不用意な仕様変更を防ぎましょう。
・発注前にしっかりと企画を固める
・要件定義の段階で企画内容が漏れなく落とし込まれているかチェックする
 
もしやむを得ず仕様変更が必要になった場合は、
・追加費用は必要か、必要な場合いくらかかるのか
・納期を延ばす必要があるのか
を必ず確認するようにしましょう。

2. アプリがリジェクトされてしまった

リジェクトとは「アプリが審査を通らない・配信を認められない」ということです。
iPhoneアプリやAndroidアプリはAppleやGoogleのアプリ審査を通らなければ公開できません。
※Androidアプリは公開後に審査があり、リジェクトされると公開停止になります。
<対策>
企画段階からの確認、及びリジェクト対策をしておいてください。
リジェクトを防ぐために事前に下記を確認しましょう。
・ガイドラインに沿った企画にする
・過去のリジェクト事例などを確認・研究する
しかし、事前に対策をしていても、思わぬ理由でリジェクトされることもあります。
万が一のケースを念頭に置いて依頼前に、
・リジェクトされた際の改修を行ってくれるのか
・マーケットへの再申請を依頼できるか
・改修・再申請の際に追加費用はかかるのか
などを確認しておくようにしましょう。

3. 期待していたクオリティに達していない

思っていたものと異なる・クオリティが低いものが納品されてしまったケースです。
納品後にやり直しを求めることは難しく、開発会社の選定・進行段階で注意を払いましょう。
<対策>
最初の段階、開発会社を選ぶ際に以下の2点を確認してください。
・過去の制作実績や口コミ等を確認する
・技術力に問題がないかを必ずチェックする
ご依頼後も丸投げせず、管理体制を整え、細めに進捗状況を確認するようにしましょう。

4. 納品後にバグが見つかった

事前にチェックを行っていても、リリース後に思わぬバグが見つかることはあります。
さらにそのバグのせいでマーケットに悪評を書かれてしまうということもありえます。
防ぐ手立てを考えていても想定外のことも起きるので、事前に対策をしておきましょう。
<対策>
納品後に関する取り決めを事前に行っておくようにしましょう。
こうしたトラブルが発生する可能性を想定し、
・納品後のサポート内容や期間
・修正・改修の対応
・費用負担
などを契約書の中で定めておいてください。

5. 完成したアプリが新機種では動作しない

アプリリリース後にスマートフォンの新機種が発売された場合に、
新機種で動作しない、表示がおかしいということはしばしばあります。
<対策>
新機種への対応など、動作や表示確認は徹底しておくようにしましょう。
新機種への対応は有償であることがほとんどです。
・新機種への対応を行うか
・行う場合費用はいくらかかるのか
などを事前に明確にしておくとトラブルを回避できます。

iOSとAndroidの違いで注意すること

ボタンについて

iOS:ホームボタンがあり、ボタンはこの1つのみ
Android:ホームボタンだけでなく、「戻る」「メニュー」など、3つのボタンがある
この違いを認識できていないと、
・AndroidアプリとiOSでデザインを同じにしてしまった
・本来必要ではない「戻るボタン」が実装されている
など、機能性に優れないアプリが出来上がってしまうことがありますのでご注意ください。

審査について

アプリをリリースする際には審査があります。
iOS(AppStore) であれば事前審査、Android(Google)であればリリース後の事後審査です。
 
iOSのアプリをリリースする際には審査に約1~2週間前後の時間が必要です。
<iOSアプリ審査のリジェクトの理由>
・バグがあるもの  ・道徳的におかしいもの
など、多様な理由がありますが
「あまりにありきたりすぎる」という理由でリジェクトの対象になる場合もあるようです。
 
Androidアプリをリリースする場合は、アプリを公開後、Google側が自動で事後審査となります。
Googleは「コンテンツ評価システム」を導入しているので、
アプリの審査前に、そのアプリが年齢別にふさわしいかどうかの評価も受けます。
※Googleの審査はAppleと比べて緩く、スパムなど悪質なものが公開されていることもあります。
 

いかがでしたでしょうか。
少しでも参考になる情報がありましたら幸いです!
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