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ITインフラ構築を発注する際の成功のコツ

ITインフラ構築を外部へ発注する前に、自社内で事前に明確にしておきたいポイントを
解説します。自社のどんな課題を解決したいのかが明確に伝われば、会社側も仕様決定や
見積もりの算出がスムーズにでき、将来の展望を汲んだ上で提案や見積をしてくれる可能性が高くなります。

成功させるためのポイント

何を作ってほしいのかを明確にする

自社が抱えている課題は何なのか、その課題を解決するためにどんな構築が必要なのかを
事前に明確にしましょう。
現場担当者などにもヒアリングを行い、具体的にどんな作業に時間がかかっており
作業時間を短縮したい・または人の手を借りずに作業が終わるようにしたい等
どんな結果をもたらしたいのかを開発会社へ説明できるようまとめておきましょう。
自社の課題や目的をしっかりと伝えることができれば、開発会社側のその要望に合わせた企画や
開発をしやすくなります。完成イメージの認識が大きくズレることも防げるでしょう。
 

開発会社が担う役割をはっきりさせる

構築を依頼する会社へは、どの部分の構築(役割)を依頼するのか
相手にも明確に伝わるように心がけましょう。
また構築の指揮は構築会社側の担当者が取りますが、最終的な判断や決定権はどちらにあるのか、万が一起こりうるトラブルの責任を請け負う範囲などもあらかじめ明確にしておきます。
場合によっては契約書にも記載する必要があるでしょう。
 

開発スケジュールを綿密に立ててもらう

構築の納品が遅れることによって、自社内の生産性改善の施策などにも
遅れが出てしまう可能性があります。納品遅れを防ぐためにも、構築側の企業には
細やかなスケジュールを立てた上で開発をスタートするよう依頼しましょう。
 
具体的な方法としては、事前にあらゆるタスクを細分化し、やるべき作業を明確にします。
そのタスクをもとにスケジュール化し、締め切り日を設定します。
この締め切り日を設定する際は、本当に遅れてはならない日付よりも少し前の日付けを
設定してもらうようにしましょう。
また、スケジュール通りに開発が進んでいるか進捗を管理し、何かしらのトラブルや
認識違いがあっても、対策がとれるフローやプロセスを構築・確認しておくことも重要です。
 

コミュニケーションスキルが高い担当者がいる開発会社を選ぶ

中規模以上の構築を依頼するとなると、プロジェクトにかかわる人数が多くなり
認識の齟齬が発生しやすくなります。そのため構築を依頼する企業を選定する際は
見積金額や全体的なコスト面だけに気を取られないよう注意しましょう。
また、受託開発における企業間のコミュニケーションは非常に大切なものです。
 
構築会社との密なコミュニケーションによってプロジェクトの成功が
左右されるといっても過言ではありません。
営業担当だけではなくプロジェクトの指揮をとるディレクターなども
自社の要望をしっかりと汲み取ってくれる人柄かを見極めて決めるようにしましょう。
 

保守、運用を予算に組み込む

構築依頼する場合、納品が終わり新しいシステムをリリースした後の保守や
運用にかかる費用のことを忘れがちです。
見積もり依頼時や要件定義に入る前に、納品後の保守や運用についてどれくらいのコストが
必要なのかも算出しておきましょう。
定期的なメンテナンスやアップデートが必要な可能性がある場合は、それも含めて
構築会社と話し合っておくとよいでしょう。
 

契約内容を入念に確認する

構築を発注で依頼する場合は、エビデンスを残すためにもきちんと契約書を作成しましょう。
契約書の内容は何度も確認し不安や疑問を残さないようにします。
契約書の他にも、発注書や情報漏洩を防ぐための機密保持契約書などの書類も必要です。
話し合った内容と書類の内容が違うなど、少しでも違和感がある場合は必ず
相談するようにしましょう。必要な書類を用意し忘れないよう
チェックリストなどを作成し入念に準備を進めることをオススメします。
 

ITインフラ構築・運用の注意点

インフラ構築と運用について注意点を3つご紹介します。
 
・運用方法
インフラ構築する際は運用範囲を決めることが大切です。また、運用に必要な保守管理や
監視のシステムも確立しなければなりません。ITインフラは24時間365日対応を求められるため、対応可能かどうか事前にシミュレーションしておきましょう。
 
・セキュリティ対策
インフラ構築および運用では、特にセキュリティ対策には力を入れてください。
インターネット回線を介する場合は特にハッキングや情報漏洩の防止に力を入れましょう。
セキュリティ対策としてあげられるのは、アクセス制限や利用制限、データの暗号化
不正アクセスの常時監視などです。
 
・トラブル時の対応
Tインフラを実際に運用し始めると、想定外のトラブルが発生することがあります。
万が一の際のトラブルシューティングを備え、異常発生の際は速やかに対処できるようにします。
インフラ構築を自社でやるのはコストや時間が掛かります。自社に専門技術者が在籍していない、または在籍していてもリソースを割けない場合は発注するのがおすすめです。
インフラ構築の専門会社は数が多いので、自社のニーズや予算に合う会社はきっと見つかります。
 
 
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