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ノベルティ制作を発注する手順

ノベルティ制作を依頼する際は大まかな流れ・手順を事前に把握しておくとスムーズです。
おおよその流れを見てみましょう。

ノベルティ制作を依頼する前に〜事前準備〜

スケジュールを組むときのポイント

まずノベルティ制作のスケジュールを組むときのポイントを把握して依頼しましょう。

1. 依頼前の準備:「制作の目的」「ターゲットの絞り込み」を決める

依頼先を選ぶ前の準備段階も非常に重要です。
なぜならノベルティ制作会社は、アイテムの提案やデザイン、製作などは担当してくれるものの、
その前提となる「制作の目的」「ターゲットの絞り込み」は自社で決める必要があるからです。
・ノベルティグッズを用いてどんな成果を得たいか
 ブランディングや販売促進など
・適切なターゲットはどの層か
 年齢、性別、趣味嗜好など
を社内で明確にしてから依頼先を検討するようにしましょう。

2. 外注先は複数社を比較する

アイテムや依頼の仕方によって価格が異なるだけでなく、
制作会社によって
・納期や単価
・対応可能なアイテムの種類
・提供サービスの内容
・過去の実績・得意なアイテム
などは千差万別です。
そのため、自社と相性の良い会社を見つけ出すには、複数の会社を比較することが不可欠です。
「価格と提供サービスの適正なバランス」
「製作会社の得意分野・強みの違い」
などを把握して、価格だけではなく、全体的なバランスも踏まえて比較するようにしましょう。

3. 自社でかかる工数が不透明な場合は外部へ依頼する

もし、自社で作るか外部へ依頼するかを迷っているのであれば、
下記の違いを理解することは大切です。
<自社対応と外部へ依頼する場合の「工数管理」の違い>
外部へ依頼する場合:
・あらかじめ納期を設定しそこに合わせて動いてもらえる
・企画、デザインその他全工程について、どの程度工数がかかるかの予測も任せられる
自社で作成する場合:
・かかる工数についてもちろん社内で予測する必要がある
上記の点が外部へ依頼するか自社で対応するかを判断する際に重要になります。
 
注意すべきは「自社対応するとしたらどの程度工数がかかるか分からない」といったケースです。
経験・ノウハウが十分でない工程を自社対応する場合は、
どの程度時間がかかるのかも予想しにくく、
想定した時間より多くの時間がかかってしまうケースも珍しくありません。
この場合で納期が決定している場合は、途中で「間に合わない」と思ってから
外部へ依頼し直しても納期に間に合わせることが難しくなってしまいます。
 
したがって、自社対応で工数が不透明な部分については、
外注を利用するのがスケジュールを組みやすくするポイントです。

4. アイテムによって納期が異なることを大前提に考える

ノベルティグッズは、
・アイテムの種類
・加工方法
・生産場所
などによって納期が大きく左右されます。
納期が異なれば、スケジュールの組み方やプロジェクト時期などを変える必要もあるでしょう。
スケジュールを組む際は早めの段階でアイテムごとの納期の違いを確認し、
自社のスケジュールに対応可能なアイテムを選ぶことをおすすめします。
<ノベルティグッズ製作依頼するのに必要な期間とは>
ノベルティグッズの製作に必要な期間は、2日~6ヵ月程度と大きな開きがあります。
ノベルティグッズは幅が広く、
タオル、文具、衣類、生活用品など多種多様なアイテムが用意されています。
アイテムによってデザインの自由度や加工方法は異なり、
デザインや加工が複雑になるほど制作には時間が必要です。
その結果、制作期間が2日〜6ヶ月程度と幅のある状態になっているのです。
 
ノベルティグッズの製作期間に差が出る理由
・アイテムによって必要な工程が異なる
・デザインや加工にかかる時間によって製作期間が大きく左右される
・在庫の有無によって納期が左右される
・国内受注生産なのか海外受注生産なのかによって納期が大きく変わる

ノベルティ制作を発注する際の流れ

ノベルティグッズ制作を依頼した場合の具体的な流れを見ていきましょう。

1. 企画を立てる

「質の高い企画を立てること」はノベルティ制作の非常に重要なカギを握ります。
企業PRや販促、広告宣伝など多様な目的で活用でき、自由度も高いアイテムですが、
自由度が高いが故にテーマや戦略を誤ってしまうと効果が少なくなってしまう恐れがあるのです。
そうならないために、以下の点に注意しながら企画を立てましょう。
・目的を明確にする:
ブランディング、認知度向上、顧客獲得…など
ノベルティを活用して「どのような成果を得たいのか」といった目的を明確にしましょう。
・ターゲットを明確にする:
万人に受け入れられるものはさらりと受け流されてしまう危険性があります。
自社のサービス・強み、さらにはノベルティグッズの目的に沿って、
年齢、性別、趣味嗜好、収入など、ターゲットとなる層を決めていくと良いでしょう。
・予算を立てる:
ノベルティグッズで得られる効果を予測し、費用対効果を前提として予算を立てましょう。
 
その後の詳細はノベルティグッズ制作会社に相談しながら決めるのがおすすめです。
・ノベルティグッズのアイテムを決める
・デザインを決める
といった1つ1つをこの企画段階で取り決めすぎてしまうと、
ノベルティ制作会社と進めていく中で、柔軟性が損なわれてしまいます。
「目的・ターゲット・予算」の3つを大きく企画段階では固めておき、
その後は臨機応変に対応するのもひとつの手でしょう。

2. ノベルティグッズ製作会社を探し、問い合わせをする

ノベルティグッズ制作会社を探します。
ノベルティグッズ製作会社は膨大な数が存在するため、
この段階では候補となる会社を数社ピックアップするところまで進めておくのがおすすめです。
価格だけでなく、
・提供サービスの内容
・実績、得意分野・強み
・サポート内容
などを総合的に判断し、自社と相性の良さそうな会社を絞り込みます。
候補となったノベルティグッズ製作会社には検討している企画の概要をお伝えし、
具体的な提案や予算をもらい、比較検討を進めます。
<問い合わせ段階で確認すべきこと>
問い合わせ段階で
・予算
・納期
・具体的なサービス内容
・候補企業のレスポンス、社内体制や担当者の質
などを確認しておくと良いでしょう。
 
候補企業へ伝えるべきこととしては、自社の希望やニーズ、予算などです。
これを元に具体的な提案をもらいます。
ノベルティグッズ制作や販促の経験・ノウハウが十分でない場合は、
企画段階からノベルティグッズ制作会社にサポートしてもらうことも可能です。
ただし、通販タイプのノベルティグッズ制作サービスを提供している会社の場合、
すぐにアイテムや数量、加工方法などを指定して発注へ進むケースもあるので、
自社が求めるものにあった企業を絞り込んで相談するようにしましょう。

3. アイテムや加工方法を決める

企画内容や予算を踏まえてアイテムを選び、加工方法を指定します。
アイテムによっては、形・サイズ・生地などが複数用意されているものもあるため、
仕様についてもこの段階で決定することになるでしょう。
また、完全オリジナルグッズの場合は、形状から自由に決められることもあり、
製作会社と相談しながら仕様を固めていくと良いです。

4. デザイン

自社でデザインしてデータを入稿するパターン
デザインを外注するパターン
の2つがあります。
ノベルティグッズ制作ではデザインの可否の確認が必要です。
また、デザイン料金が会社によって異なるため、こちらも事前に確認しておきましょう。
また、ノベルティグッズ制作会社に依頼するのではなく、
デザイン会社や印刷会社に依頼するのも手です。
 
ただし、複数社とやりとりを行う場合は
・コスト管理の重要性が増す
・やりとりが煩雑になる
・伝達ミスや意思が十分に伝わらないリスクも高くなる
など注意点もあるため注意しましょう。

5. 製作・納品

指定したアイテム・数量・デザインのノベルティが完成した後は指定した場所に納品されます。
ノベルティグッズ制作会社・アイテムによっては、
本生産前にサンプル生産が可能なところもあります。
実物を見て完成度を確かめるとともに、必要に応じて修正依頼をかけましょう。
特に大量生産する場合、いきなり本生産して思うような仕上がりとなっていなかった場合は
ダメージが大きくなります。
サンプル生産が可能な会社を選ぶと安心です。
 

いかがでしたでしょうか。
少しでも参考になる情報がありましたら幸いです!
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